Underworld / Everything, Everything


 

アンダーワールド(Underworld)の1999年に行われたワールド・ツアーの模様を収録したライヴ・アルバム。同名のDVDも発売されました。 DVDだと5.1chで収録されていたり、当時としてはかなり先鋭的な1枚。まあ今でもステレオでしか収録されていないライブDVDも多くて、裏面の情報を見てとてもがっかりするのだけれど。

Everything, Everything
Underworld
発売日:2000.09.12
01. Juanita/Kiteless
02. Cups
03. Push Upstairs
04. Pearl’s Girl
05. Jumbo
06. Shudder/King of Snake
07. Born Slippy [Nuxx
08. Rez/Cowgirl

ライヴ盤ではあるけれど、1st-3rdまでのベストアルバムと言って差し支えない収録内容になってますね。そしてアレンジされたトラックと、ライヴならではの圧倒的なテンション。過去作品もそうなんだけど、是非出来うる限りの大音量で聴くべき1枚ですね。

これを他のオリジナルアルバムと一概に比較は出来ないけれど、彼らの作品の中から1枚選ぶとしたら、間違いなくこのアルバムを選びますね。何を迷うことがあるんだろうというくらいずば抜けた完成度。

終盤の「Born Slippy [Nuxx」と「Rez/Cowgirl」は何度聴いたか分からないほど。アルバム全体をを通しても、仮にデジタル音源が無い時代だったらディスクが破損してしまいかねない。それなのに、どちらもイントロで毎回鳥肌が立ってしまうのですよね。このライヴに居合わせた人はさぞ幸せだっただろうなあ。

特に「Rez/Cowgirl」はRezとCowgirlそれぞれ単体でも素晴らしい作品なのに、魅力を損なうこと無く融合しちゃっているんだからたまらない。これ以上のダンストラックはまだないですね。アルバムのラストを飾るのに相応しい1曲になってます。

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