公式アカウントもカウントダウンも始めるなど、いよいよ発売が間近に迫ってきた任天堂のWii U用新規アクションシューター『Splatoon(スプラトゥーン)』。
国内でも大規模展開されているTVCMをはじめ、体験会などプロモーションも本格化していますが、UKでも昨年の『マリオカート8』に匹敵する規模のマーケティングキャンペーンを準備しているなど、任天堂がイカにかける期待と商品力への自信をうかがわせます。
MCVが伝えたところによれば、任天堂はデジタル広告やTomorrowland(キッズ向け)あるいはMad Max(大人向け)といった映画館での広告、カートゥーン・ネットワークのスポンサー、そしてデジタルキャンペーンといったプロモーション展開を4月から開始。さらに任天堂は、イングランド、ノーサンプトンシャーの都市コービーに、『Splatoon』がテーマのスケートパークをオープンするほどの力の入れよう。
海外ではWii U本体セールスも大きく牽引した『マリオカート8』は昨年、UKにおいてローンチから半年に渡るキャンペーンが展開されていますが、それに匹敵する、それだけのポテンシャルがあると任天堂UKのマーケティングマネージャーChandra Nair氏は説明。
「『Splatoon』向けには、かなりのキャンペーンを計画しています。規模の目安としては、前年の『マリオカート8』と同じくらいでしょうか。任天堂はそれくらい『Splatoon』にポテンシャルがあると考えているんです」
「『Splatoon』のポテンシャルに関してこれ以上ないくらい自信を持っています。店舗やテレビ画面上で、ものすごく目を引く素晴らしいアートスタイルを持っていますし、『amiibo』を組み合わせることで、様々なアップセルの機会、顧客に満足度の高い商品を提供します。このゲームは任天堂にとっても興味深いタイトルです。というのも、これまでWii Uを検討していなかったユーザー層に訴求できる、普及拡大に貢献するタイトルだと考えられるからです」
Nair氏はMCVの他の記事でも、『スプラトゥーン』について、任天堂の得意とする、遊んでいて笑みが溢れるマルチプレイの楽しさが存分に盛り込まれたゲームであると確信していると説明。マルチプレイが盛り上がる『マリオカート8』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』を楽しんだユーザーはもちろん、以前任天堂ゲームを楽しんだ層にも遊んでもらいたいと考えています。