[映画] 麻生さんはやっぱり可愛かった『シーサイドモーテル』


 

「お電話サンキューです。ラブミーコールミーのキャンディです。
今宵、あなたと萌え萌えフォーリンラーヴ(はぁと)」

ていう、麻生さんのポーズ付きの台詞だけで、ああ見て良かったと思えた映画『シーサイドモーテル』。スタッフの思惑通り。とはいえ、いいものでしたよ。麻生さんのあのポーズとか、脚とかね。


山中にあるのに「シーサイドモーテル」というホテルを舞台にして、4つの部屋で繰り広げられる男女の騙し騙されな一夜の駆け引きをコミカルに描いた作品。良くも悪くも終始くだらないノリが続くので、それについていけるかどうかっていう。僕はギリギリでした。

202号室で繰り広げられる、山田孝之、玉山鉄二、成海璃子、温水洋一らのエピソードが面白かったですね。借金取りでいかにもなセンス悪い服着ていても玉鉄は格好いいし、作品の中では数少ないまともな方の人間だった。借金取りのヤクザだけど。

女優陣の微エロもありつつ(山崎真実のヨガポーズとか)、キャストの豪華さを楽しんで、適度に笑えてちょっと切ない作品でした。

シーサイドモーテル
監督:守屋健太郎
脚本:柿本流、守屋健太郎
原作:岡田ユキオ『MOTEL』(日本文芸社刊)
音楽:YOUR SONG IS GOOD
出演:生田斗真、麻生久美子、山田孝之、玉山鉄二、成海璃子、柄本時生、温水洋一、古田新太、小島聖、池田鉄洋、山崎真実、赤堀雅秋、ノゾエ征爾
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