【楽天モバイル】新たに23道県で順次自社回線に切り替え、39都道府県でパートナー回線エリア終了へ


 

楽天モバイルは2021年10月4日、新たに 23 道県で KDDI (au) のパートナー回線エリアを順次、楽天回線エリアへ切り替えると発表しました。

すでに切り替え中の都府県も含め、全国 39 都道府県でパートナー回線エリアが縮小。楽天回線エリアへと順次切り替わります。

パートナー回線エリアを楽天回線エリアへ切替(10/1〜)

楽天モバイルでは設備の設置が進んでいないエリアに関して、パートナー回線エリアとして au 回線に接続するエリアがあります。au 回線エリアでは提供サービスに制限がありましたが、楽天基地局の設置が進んでいることから、2021 年 10 月 1 日以降順次、パートナー回線エリアが終了となり、楽天回線エリアへと切り替わります。

東京都に関しては2020年4月1日より、サービス開始当初からパートナー回線エリアではなかった 23 区を除くエリアで順次切り替えがはじまっており、一部地域を除いて2021年3月末に原則として切り替えが完了。

大阪府・奈良県に関しては2020年10月1日より切り替えがはじまっており、2023年3月末にかけて切り替えが行われています。千葉県や神奈川県なども2021年4月より順次切り替え中となっています。

今回新たに切り替えがはじまったのは、北海道など 23 道県。これで切り替え対象となったのは全国 39 の都道府県。岩手県・山形県・山梨県・和歌山県・島根県・高知県・長崎県・鹿児島県は切り替えの対象外です。

楽天によると、データ無制限で使える楽天回線エリアは2021年内に人口カバー率96%まで拡大予定。

ローミング切り替え開始時期対象都道府県
2020年4月1日より
順次切り替え
東京都

※東京都(一部地域を除く)については、2021年3月末に原則切り替え済み
2020年10月1日より
順次切り替え中

大阪府、奈良県

※大阪府(一部地域を除く)については、2023年3月末にかけて原則切り替え予定
2021年4月1日より
順次切り替え中
宮城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、新潟県、静岡県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、広島県、愛媛県、福岡県

※千葉県、神奈川県については、2022年3月末にかけて原則切り替え予定

※埼玉県、愛知県、滋賀県、兵庫県については、2023年3月末にかけて原則切り替え予定
2021年10月1日より
順次切り替え中
北海道、青森県、秋田県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、三重県、鳥取県、岡山県、山口県、徳島県、香川県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県

※茨城県、栃木県、群馬県、富山県、石川県については、2023年3月末にかけて原則切り替え予定

楽天モバイルでは今回の回線切替にともない影響の出るエリアに住んでいるユーザーに対して、2021年9月中旬より案内を開始しています。

2021年10月以降に楽天モバイルを利用する場合に電波がつながりにくいなどの不具合が生じた場合、個別に状況を調査が行われ、その上でスマートフォンの一時貸し出しなどの対応が取られるということです。楽天モバイル回線の電波が弱い・届かないなどの不便がある場合はサポートへ問い合わせてみてください。

関連キーワード

この記事をシェアする

Next

Previous