Niantic とポケモンは、iOS / Android 向けリアルワールドゲーム『Pokémon GO (ポケモンGO)』において、地方自治体と協力し、公認の周遊マップを作成すると発表しました。すべての地方自治体を対象に、公認素材やマップのテンプレート、利用ガイドラインが無償で提供されます。コラボレーションの第1弾は福島県と京都府。
Niantic とポケモンは『ポケモンGO』で「Adventures on Foot with Others(共に歩いて冒険する)」をミッションに掲げています。地方自治体と協力して周遊マップを作成することで、トレーナー(プレイヤー)が足を運ぶきっかけとしたり、その場所にある魅力的なものに触れて地域や歴史を知ることができるなど、リアルワールドゲームならではのゲームと現実の繋がりを目指しています。
周遊マップの作成によって、観光客の誘致や地域の魅力発信、また地域住民同士の交流などを推進できるようサポート。特別なメダルがもらえるなどのリワードはありませんが、ゲームを楽しみながら、地域の魅力に触れることができます。
周遊マップを作成する自治体にはポケモンからモンスターボールモチーフのゴミ袋が頒布されトレーナーにゴミの持ち帰りを促していくとのこと。
2月23日、全国で初めてこの仕組を利用した福島県須川市のマップ「ふくしまDEぶらり観光MAP」が公開。今後も順次、福島県内38市町村のマップが作成されます。また京都府は宮津市(天橋立)のマップを作成し3月に公開予定。
福島県内 ポケモンGO公認マップ 作成予定市町村
福島市、二本松市、伊達市、本宮市、桑折町、国見町、大玉村、郡山市、田村市、鏡石町、天栄村、石川町、玉川村、平田村、三春町、小野町、白河市、西郷村、棚倉町、矢祭町、塙町、会津若松市、北塩原村、磐梯町、猪苗代町、柳津町、三島町、昭和村、会津美里町、南会津町、只見町、南相馬市、楢葉町、川内村、浪江町、葛尾村、新地町、いわき市
『ポケモンGO』を活用した集客促進は、横須賀市が大々的に行ったりしていますが、公式から素材やマップのテンプレート等が用意されることで、より手軽に作成できますし、地域の魅力発信へ積極活用が進むことを期待したいですね。