楽天モバイルは15日、3.1GB/5GB/10GBプランを対象に実施していた、直近3日間で使用したデータ量が一定の上限を超えた際の「3日間の通信速度制限」について、3月1日より撤廃すると発表しました。
楽天モバイルではこれまで、3日間で使える高速通信容量が設定されていて(たとえば5GBプランの場合は1GB)、これを超過した場合に、 200Kbps の速度制限がかかっていました。
プラン残量に余裕があってもこの制限があるために、動画の視聴やゲームなど、短時間に大容量のデータ通信が必要となる場面では不便でした。
今回の改定によりこの制限が撤廃。3月1日以降は3.1GB/5GB/10GBプランであっても、契約プラン内の容量であれば、速度制限を気にすることなくデータ通信を行えるようになります。
楽天モバイル、3日間の通信速度制限を撤廃
楽天モバイルが、直近3日間のデータ使用量に基づいた「3日間の通信速度制限」を、3月1日より撤廃。これにより、3.1GB/5GB/10GBプランを利用するユーザーも、月々のプラン容量内であれば、速度制限を気にすることなく、データ通信を利用することができます。
ただし注意事項として、速度制限を気にせず利用できるため、月の途中でプラン上限に達しやすくなり、200Kbps の速度制限がかかる場合があるとしています。
また「3日間の通信速度制限」にともなって、楽天モバイルでは「データ残容量が少なくなった場合にメールやスマホアプリのプッシュ通知でお知らせする」機能を、今春頃をめどに提供開始予定。
リチャージオプションに500MB/1GBが追加
3月からデータ使用量の増加が見込まれることで、データ容量を追加購入できる「高速通信容量オプション(リチャージ)メニュー」もオプションが追加。
これまでの「追加100MBパック/300円」に加えて、「追加500MBパック/550円」「追加1GBパック/980円」を3月1日より利用できます。
楽天モバイルは1回線契約で2回線目の月額利用料が無料となるキャンペーンを実施するなどして、さらなる顧客獲得と目指し、楽天関連サービスを利用する「楽天経済圏」の拡大を狙います。