八丈島への行き方、アクセス方法。飛行機でサクッと、船でのんびり。どちらを選ぶ?


八丈島へ行こう

 

東京から南へ約300km、伊豆諸島の1つである八丈島。自然豊かな島では、バーベキューやキャンプ、シュノーケリング、ダイビング、サーフィン、釣り、森の散策、登山(&お鉢めぐり)、温泉、スターウォッチングなどを満喫することができます。

住所の上では東京都でありながら、街路樹にはヤシが植えられ、その下にはハイビスカスが咲く、いかにも南国といった空気を感じられるとても魅力的な島です。南北に山があり、「ひょっこりひょうたん島」のモデルになったとも言われています。

夏休みを利用して、初めて八丈島へ。期待が大きい反面、初めて行くということでまずはアクセス方法を調べることに。船しかない?飛行機も飛んでいる?

飛行機で島へ行く

八丈島へは、東京・羽田空港から八丈島空港へのANAの定期便が1日3往復出ています。所要時間は片道約55分。体感での飛行時間は40分前後といったところ。離陸して、少し落ち着いたなと思ったらもう着陸準備。すぐつきます。

ANAの正規運賃は1万5,000円〜20,000円といったところ。

羽田→八丈島

7時30分 – 8時25分
12時15分 – 13時10分
15時55分 – 16時45分

八丈島 → 羽田

9時00分 – 9時55分
14時10分 – 15時05分
17時20分 – 18時20分

船で島へ行く

八丈島へは船で行くこともできます。船旅の場合、東京・竹芝桟橋から出る東海汽船の「橘丸」が1日1往復しています。八丈島の到着場所はその時々の状況によって変わり、東側の底土港か、あるいは西側の八重根港となります。所要時間は約10時間20分。

予約はインターネット予約が便利

船の予約は、最大20%のインターネット予約割引もあるインターネット予約が便利です(支払いはクレジットカード)。乗船の2ヶ月前から乗船3日前(72時間前)まで予約することができます。東海汽船WEB予約システムからどうぞ。

乗り場の場所

竹芝客船ターミナルへは、JR浜松町駅(北口)から徒歩8分。またはゆりかもめの竹芝駅から行けば徒歩1分と便利です。地下鉄大門駅からも歩いて10分の距離。

僕が八丈島へ行ったときは、東側の底土港に到着。夜出発して、船内で一泊。途中、三宅島や御蔵島にも寄港し、八丈島には9時ごろに到着します。

飛行機で行くよりも時間がかかる船旅ですが、夜の出港なのでデッキから東京湾からの夜景を見ることができたり、集団で行くときは皆でその日の夜を過ごす修学旅行感があったり、飛行機とはまた違った楽しみがあります。

東京 → 八丈島

22時30分 – 8時50分

八丈島 → 東京

9時40分 – 20時45分

大型客船「橘丸」(たちばなまる)

八丈島への船旅でお世話になる船は、主に大型客船「橘丸」(たちばなまる)。客室は10人以上の2等室から2段ベッドタイプの特2等、グループ利用にいい最大4名の特1等、特1等和室、2名でゆったり過ごせる特等室など。

特1等室以上のグレードの部屋には、トイレやシャワー、ドライヤーも備え付けられていています。

運賃 (繁忙期例)

2等 : 10,750円
特2等 : 16,140円
1等 : 21,510円
特1等 : 25,800円
特等 : 30,100円

客室のほかにもレストランやシャワールーム、キッズルーム、授乳室、ラウンジなどの施設が完備されています。アルコール類、軽食の自販機もありますよ。アルコール自販機は成人識別タイプ。免許証が必要です。

おわりに : 空から行くか、海から行くか

というわけで「八丈島への行き方、アクセス方法」という話題でした。今年の旅行では行きは船、帰りは飛行機と両方利用しました。

船旅のメリットしては、東京湾の夜景を観ながら出発し、じわじわと旅気分が盛り上がっていくところ。初めての利用だったからせいもあるかもしれませんが。ゆったりと目的地を目指す旅もいいですね。

裏を返せば、早く島に着きたい時、時間がかかるところがそのままデメリットにもつながります。また1日1往復と往路も復路も時間が限定されているところも、特に帰りの便に利用するには不便です。朝出発なので、島の滞在時間が短くなってしまいます。

飛行機は1日3便。朝昼夕に発着があり、1時間かからないので本当に近く感じます。それでいて島ならではの南国の雰囲気にガラリと景色が変わるので驚きます。デメリットとしては船便より割高であることでしょうか。あとは個人的に、近くて早いので、旅気分になる前に着陸してしまうのが、まあ、うん。何度も利用していれば変わるのかもしれませんが。

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