オンライン家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード ME」は、無料会員が連携できる金融関連サービスの上限数を変更します。サービス内容の変更は 2022 年 12 月 7 日午前 10 時より実施され、以降、無料会員が連携できる金融関連サービスの上限は4件までとなります。
また一部の初期ユーザーに提供していた「連携上限数の制限がない特典」についても 2023 年 5 月 8 日をもって終了し、こちらも連携上限は 4 件までとなります。
無料会員が連携できる金融機関・サービスは最大4件まで
今回の変更について、『マネーフォワード ME』をはじめ個人向けサービス事業の統括を担当するマネーフォワード Homeカンパニー執行役員の木村友彦氏は「データの管理・保守、サービス自体のメンテナンス、API連携のデータ反映費用といった、見える化に必要なコストが増加しており、今後サービスを10年、20年とご利用いただくために、無料でお使いいただける内容自体を見直す必要が出てきてしまいました」と説明しています。
今回の変更の影響を受けるのは、無料会員でかつ 5 件以上の金融機関等を連携しているユーザー。
無料会員の場合、いままでは最大 10 件まで連携が可能でした。また「連携上限数の制限がない特典」を受けている場合はそれを超えて登録することができました。
無料利用を継続する場合、2022年12月7日10時以降に、連携する金融関連サービスを最大4件選択することになります。特典利用者の場合も同様に、2023年5月8日以降に、連携する金融関連サービスを最大4件選択することになります。
今後、5 件以上を連携したい場合はプレミアムサービスを利用する必要があります。
マネーフォワードはクレジットカードをはじめ電子マネー、スマホ決済、証券口座、各種ポイントサービスなど、多くのサービスを登録することができます。利用している金融機関・サービスをくまなく登録していくと、無料の 4 件では足りないというケースが少なくないのでは。この機会にプレミアムに登録するか、あるいは利用サービスを選別してスリム化するのもいいかもしれません。
プレミアムサービス
プレミアムサービスは月額 500 円または年額 5,300 円で加入できる有料サービス（Web版サービスから加入した場合の料金）。金融機関・サービスの連携上限なく利用できるほか、自動更新の頻度もアップし、最新の情報を確認できます。また 1 年以上前の明細を表示したり、資産・負債の推移をグラフで一目瞭然に確認できます。
