KDDIと沖縄セルラーは au の 3G 携帯電話向けサービス「CDMA 1X WIN」を、2022 年 3 月 31 日で終了します。
3G サービスの終了に伴い、「CDMA 1X WIN」対応機種と au の高音質通話サービス「au VoLTE」に非対応の機種、UQ mobile の「VoLTE 非対応 SIM カード」サービスは、2022 年 4 月 1 日以降サービスを利用できなくなります。
「CDMA 1X WIN」は2003 年 11 月よりサービス開始。VoLTE 非対応機種は 2012 年 9 月から販売が開始されました。近年、高速データ通信が可能な 5G や 4G LTE、高音質通話が可能な「au VoLTE」の普及が進んだことで「CDMA 1X WIN」の利用者数は減少しており、2022 年 3 月末でサービスが終了します。
KDDIは「CDMA 1X WIN」のサービス提供を終了することで「周波数の有効活用を行い、お客さまが快適にauならびにUQ mobileの携帯電話サービスをご利用いただける環境を整備していきます」としています。
影響を受けるユーザーへの対応
「CDMA 1X WIN」やVoLTE非対応SIMカードサービス、VoLTE非対応機種を利用中のユーザーが、今後も継続してKDDIのサービスを利用するには、5Gもしくは4G LTEのVoLTE対応機種への機種変更が必要となります。対象ユーザーは無料で事務手続きを行えるほか、一部機種（折りたたみケータイ / スマホ）に無料で交換できるサービスを利用できます。
2022 年 3 月 31 日までに機種変更をしなかった場合、携帯電話の契約は 2022 年 4 月 1 日に自動的に解約もしくは一時休止となります。解約に伴う契約解除料などの手数料や、2022 年 4 月 1 日以降の月額利用料などは発生しません。
自動解約後、携帯電話番号などの情報は一時的に保管されますが、2022 年 6 月 30 日をもって保管が終了します。一時休止となる場合も同様に、2022 年 6 月 30 日をもって終了し、携帯電話の契約は解約となります。
