【au PAY】au/UQモバイル/povo1.0ユーザーは2月上旬から回線認証が必須、povo2.0や他社回線は影響なし


au PAY

 

KDDI は 2023 年上旬より、スマホ決済「au PAY」において「回線認証」を導入します。対象となるのは au ID に au / UQ mobile / povo1.0 を紐付けているユーザー。この変更を受ける場合、アプリ起動時に案内が表示されています。

利用中の au 携帯電話回線がログインしたい au ID に紐付いている必要があります。au ID に紐付いた電話番号と端末の電話番号が異なる場合、再ログインを要求されたときにログインできず au PAY を利用できません。回線認証を済ませているユーザーも、再ログインを求められた場合は Wi-Fi(無線LAN)をオフにしてau 回線で回線認証を行う必要があります。

povo2.0 や、ドコモ、ソフトバンクなど他社回線で au ID を取得している場合は影響を受けず、これまでと同様の方法でログインできます。

au PAY では新規ユーザーの場合に回線認証が導入されていますが、2023年2月より既存ユーザーも対象に含まれるようになります。KDDI によると導入理由は「セキュリティ強化」のため。au PAY では他人のアカウントを使って商品を購入するなど不正使用被害がたびたび報道されています。

回線認証が導入されると、au回線と紐付けた au ID では他社回線のスマホで au PAY を利用できなくなります。au と au 以外の回線を契約して複数端末を所有し、同じ au ID で au PAY を利用している場合は不便になりますね。

他キャリアの回線やpovo2.0の回線でau IDを取得している場合は、そもそも回線認証が行えないため、これまでと同様の方法でログインできる。不正利用の増加を背景に、セキュリティ対策を強化した格好だ。

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