先日旅行へ行った際に泊まったホテルの浴室に備え付けられていたシャワーが、ミストやスカルプにお湯の出方を切り替えられるタイプでした。使ってみて、ああこれはいいぞとなって。
我が家は賃貸なので、あまり好き勝手にいじくるわけにはいかないのだけれど、シャワーヘッドは簡単に取り替えることが可能。そこで入居時のシャワーヘッドは退去時のために取っておいて、ミストシャワー対応の新たなシャワーヘッドに交換することにしました。
最初からあまり高額製品に手を出すのはどうだろうということで、購入したのは1万円以下で購入できる、この手の製品としては比較的手頃な価格で、「ミスト」「直流シャワー」「スカルプ」に切り替えられるという『IO霧 ハンディシャワー[イオム]』(型番 : CIMSH-X01N)というシャワーヘッド(実際はミスト+直流シャワー、直流シャワー+スカルプという中間があって5モード切り替え)。
口コミでも評判が良かったので我が家もコレで決まり。
Contents
IO霧(イオム)の特徴
マイクロバブルより細かなウルトラファインバブル
「ハンディーシャワー IO霧(イオム)」は、0.001mm以下の気泡「ウルトラファインバブル」を、1mlあたり1億7,765万個という業界最高水準量含むシャワーを流せる多機能シャワーヘッドです。
「ウルトラファインバブル」がお肌のシワや毛穴の奥まで入り込み、メイク汚れや皮脂汚れをしっかり洗浄。また、加齢臭や男性臭など、臭いの原因となる毛穴の奥の汚れにも働きかけるという、男性にも嬉しいポイントあり。
高い節水力
節水力も優れていて、節水率は約40%〜最大70%になるのだとか。毎日のシャワーにかかる水道料金を節約でき、同時にお湯を沸かす光熱費の削減にもつながります。
5種類のシャワーモード
レバーをスライドさせることでミストからスカルプまで5種類のシャワーモードに簡単に切り替えることができます。各シャワーモードの特徴は次の通りです。
- ミスト : きめ細かい粒子が身体の隅々まで洗い流す
- 直流シャワー + ミスト : やさしい肌当たりで、敏感肌の方や子どもにおすすめ
- 直流シャワー : 一般的なシャワー、たっぷり水流
- 直流シャワー + スカルプ : 頭皮や身体の汚れを優しく洗い流す
- スカルプ : 強めの水圧で頭皮などを心地よく洗い流す
このうち、「直流シャワー + ミスト」と「直流シャワー + スカルプ」はミストと直流、直流とスカルプを切り替える中間に位置しているもので、実際には大きくミスト、直流シャワー、スカルプの3種類ということになります。
なお「ウルトラファインバブル」はミストモードのときだけでなく、他のモードでも発生しているそうです。「IO霧ではシャワーヘッド内部で一時的に 水に圧力をかけたのち、開放する原理を応用。どのシャワーモードでも ウルトラファインバブルを含む細かい泡の入った水がシャワーヘッドより出ます」とのこと。ミストモードのときは外からの空気も取り込む構造になっているので、より泡の含有量が増えます。
効果はあった?
さて、使用していてまずはミストモードとスカルプモードがとても気持ちよく、これだけで元は取れた感じがします。スカルプモードは水流が強く打たせ湯感覚。水の粒が断続的に流れてくるビート感が心地よく、頭を洗うときだけでなく、肩など凝っている場所に当ててマッサージも。
洗顔や身体を洗うときはミストモードで。洗い上がりがスッキリとし、肌荒れが改善。ニキビ・吹き出物がでにくくなりました。ウルトラファインバブルの効果なのかミストのおかげなのか、シャワーだけであがったあとも、以前より湯冷めしにくく、ポカポカした感じが長く続く気がします。
また体臭や頭皮の脂臭も改善したような?気が。
一方の直流シャワーモードは、シャワーヘッドが大きい関係かはたまた我が家のマンション構造の関係か、以前より水圧が少し弱くなってしまいました。まあその分蛇口をひねればいいんですけれど。
※個人の感想です。
節水効果はあった?
我が家の場合、取り替える前と後で、水道代はほぼ変化ありませんでした。というのも、シャワーで節水になっていても、ミストやスカルプが気持ちいいのでずっと浴びていたい気持ちにかられ、シャワー時間が長くなり、結果的に節水になっていないという現象。
気になるところ
大きな不満はありませんが、ミストモードは水の粒がとても細かいため、これまでと同じ水温で同じ感覚で使うと、ちょっと冷たく感じることも。1〜2度ほど、設定温度を上げて使っています。
- ミストモードやスカルプモードを備えたシャワーヘッド
- 多機能なのに比較的リーズナブル
- シャワーが気持ちよく、長時間浴びていたくなる → 結局節水にならない