【UK】Nintendo Switch 販売、2020年上半期は昨年の2倍以上に増加


Nintendo Switch Joy-Con Grip

 

新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の動きで家庭用ゲーム機への需要が高まっていることや、新作ソフト『あつまれ どうぶつの森』の人気により、世界各地で品薄が続いている任天堂の家庭用ゲーム機 Nintendo Switch

国内では昨年4〜6月の売上を7割近く上回り、米国では昨年の第1四半期の売上を4月ひと月でほぼ達成するなど、発売4年目のハードとしては驚異的なペースとなっています。

他地域と比べ任天堂のシェアが高くないことの多いイギリスでもスイッチ人気は高く、2020年上半期の本体売上は2019年と比べ2倍以上となっていることが明らかになりました。

業界メディア VGC の報告によると、Nintendo Switch の売上は新型コロナの感染が拡大するにつれて上昇。3月上旬から伸び始め、5月にピークに達しました。

販売数量が大きく伸びたことで本体は一時品切れに。しかし5月中に再入荷があったことで多くの消費者の手に渡ったということです。

同様に PlayStation 4 や Xbox One の本体販売も前年の同じ時期と比べそれぞれ 50%、25% 増加しているのだそう。家庭用ゲームの人気は、外出制限が緩和されはじめた6月も続き、ゲーム業界は2019年を上回る規模となりました。

市場調査会社 GfK によると、イギリスではロックダウンの最中の4月、100万本以上のゲームが販売。パッケージ版ソフトの売上は過去5年で最大を記録しました。

感染拡大防止のための隔離措置が導入されて以降、現行の3つのコンソールプラットフォームすべての売上が大幅に増加。3月から4月にかけ、50万台以上のハードが販売されています。これは2019年の同時期と比べて48%以上多い数字です。

4月の販売台数は約21万台。販売金額は5,000万ポンドを超えたといいます。

パッケージ版ソフト、周辺機器・アクセサリ類、ハードの売上をまとめた4月の英国ゲーム小売市場規模は1億3,000万ポンドを上回りました。スイッチ需要増や『あつ森』人気も手伝って、任天堂のパッケージ版ソフト販売シェアは4月に21.5%を記録しています。

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