LINEとメルカリがスマホ決済で提携、加盟店を相互開放しどちらのサービスも利用可能に


 

LINE Payとメルペイは3月27日、キャッシュレス社会の普及促進を目的として、スマホアプリ決済で戦略的な業務提携を結ぶと発表しました。これにより、今夏より「LINE Pay」と「メルペイ」決済サービスを取り扱う加盟店を相互開放し、各サービスのユーザーがどちらの加盟店でも決済を利用できるようになります。

LINE Pay × メルペイ

すでにどちらか一方のサービスを導入している、あるいは今後導入を検討している事業者は、「LINE Pay」もしくは「メルペイ」いずれか一方の決済方法を導入するだけで、「LINE Pay」と「メルペイ」両サービスのユーザーに対応できます。

また今後パートナーシップを拡大すべく、両者が参画する加盟店アライアンス「MOBILE PAYMENT ALLIANCE(仮称)」を設立。2社だけにとどまらず、他の決済事業者にも加盟店を開放していく計画です。

アライアンスに参画する事業者が増えれば、決済サービス利用者側は自分が利用したいサービスが導入しているかどうか対応店舗を気にする必要がなくなり、利便性が向上します。事業者側もさまざまな決済サービスに対応する必要が無くなり、負担が減ります。

メルペイはKDDIが4月に開始予定のスマホ決済サービス「au PAY」とも相互連携する予定。国内では「○○ Pay」なスマホ決済サービスが乱立していますが、こうした連携が進むことで整理されていくでしょうか。


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