KDDIと三菱東京UFJ銀行が共同出資するネット銀行「じぶん銀行」にて、外貨の自動積立サービスがはじまりました。前もって設定したタイミングで、設定した金額を継続して外貨普通預金に預け入れる、円高や円安に振り回されずに外貨貯金できるサービスです。
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じぶん銀行で「外貨自動積立」サービスがはじまる
外貨自動積立は、「毎日」「毎週」「毎月」のいずれかから、指定したタイミングで自動的に「円普通預金→外貨普通預金」へと預け入れる外貨預金サービスです。
円高に動いたり円安に動いたり、外貨預金をしようと思うと為替動向に振り回されがちですが、自動積立なら日々変動する外貨の預入タイミングを迷うことがなく、コツコツ外貨を積立てたいという時に便利です。
取扱通貨は8種類
「外貨自動積立」で取引可能な外貨は「米ドル」「ユーロ」「豪ドル」「中国元」「レアル」「ウォン」「ランド」「NZドル」の8通貨。
積立金額は最小100円から100円単位で設定可能です。設定で購入上限レートを指定しておけので、あまりに円安に進んだ場合など、預入れを控えるようにすることもできます。
積立の申し込みは、同時に10件まで可能。ドルとユーロ、中国元などを組み合わせ、複数通貨で同時に自動積立を設定しておけます。
ドルコスト平均法でリスク分散
日々その価値が変動する外貨預金をするときは、“一定額” を “継続的” に預け入れる「ドルコスト平均法 (定額購入法)」で行うと、値動きのリスクを平準化することができる。なんていうことがよく言われています。
「ドルコスト平均法」の場合、1度の購入金額は一定なので、安くなればたくさん買い、高くなれば少量に買い控えるという投資を機械的に自動で行うことになります。“定量” を購入し続けるよりも平均取得単価を下げる効果を期待できます。
また、相場の変動に左右されることなく一定額を定期的に預け入れるため、預金のタイミングに悩んだり、為替相場を常にチェックしなくてはという負担が無くなり、心理ストレスが軽減するのもメリットといえます。預金していれば為替の動きは気になるものですけれど。一喜一憂することは間違いなく減りますね。
じぶん銀行「外貨自動積立」の特徴
- 「毎日」「毎週」「毎月」の3つから預入れのタイミングを指定可能
- 取扱通貨は米ドル、ユーロなど8種類
- ドルコスト平均法になりリスク分散
- 最小100円から100円単位で積立可能
- 購入上限レート設定で急な円安にも対応