我が家で乾電池といえば繰り返し使えるエネループ。長いこと、サンヨー時代から使い続けているわけですが、最近どうも充電器の調子がおかしい。充電器にセットしてコンセントに挿すと、ほどなくして緑色のランプが点滅。待っても待っても満充電までいかないことが増えてきました。
点滅しているのは充電が完了した合図ではなく、充電がそこで止まり、それ以上進みません。残量を確認してみると、30%くらいだったり、ひどいときは全く充電されていなかったり。
使用している充電器は、単3形・単4形兼用の4本同時に充電できる充電器「NC-TG1」というモデル。
エネループは充電して約1,000回繰り返し使えると言われていますが、さすがに10年近くあるいはそれ以上使っていれば、電池もそろそろ寿命かな?新しいエネループや、あるいは他の充電式乾電池を買うべきなのかな?と考えました。
が、その前にできる対策はないものかと調べてみました。
簡単な方法で、今回は直すことができたのでメモ。
エネループ 充電器 充電表示ランプが点滅する理由
取扱説明書を読んでみると、充電表示ランプが点滅する理由は大きく2種類ありました。
- 充電表示ランプが、約2秒おきに点滅する
→ 充電する場所の温度が低すぎる(0℃〜40℃の場所で充電を行う) - 充電表示ランプが、約0.5秒おきに点滅する
→ 寿命がきている電池が混ざっている or アルカリやマンガンなど充電できない電池を充電しようとしている
我が家の症状は「充電表示ランプが、約0.5秒おきに点滅する」でした。
まず考えたのは、古い電池を使っていることから、「寿命がきている電池が混ざっている」という可能性です。ところが、もう1つある充電器(こちらは2本しか充電できないので出番が少ない)を使うと、ちゃんと同じエネループでも充電されます。
これは電池ではなく、充電器側に問題があるのかもしれない。
充電器の汚れを拭き取る
取扱説明書には、日々のお手入れ方法が書いてあります。10年ほども使っていると、電池や充電器も手垢や部屋のほこりなどで汚れてきます。充電器はカバーがついていますが、中の端子部分も汚れが目立ちます。
接触不良なのかもしれないと、書いてあるとおりに電池のプラス/マイナス部分と、充電池の端子部分を布で丁寧に拭いてみます。まあ新品並みとはいきませんが、拭く前よりは綺麗になりました。
そしてもう一度充電できるかどうか試してみます。
今度は緑ランプは点滅せずに充電完了。
キーボードに入れてみると認識。電池残量も100%と表示され、ちゃんと使えます。やった。
これだけ使っていると、新品時より充電持ちは悪くなっていそうですけれど、サンヨー印のエネループはまだ活躍してくれそうです。とはいえ、古いモデルなのでパフォーマンスも落ちていそうだし、そろそろ新品に買い替えていいかもしれませんが。
最近のエネループは繰り返し使用回数が以前の2倍、約2,100回に伸びているではないですか。