パナソニック子会社のPUXが、任天堂とソフトウェアライセンス事業の拡大を目的として資本提携することを発表しました。PUXの発行株式27%がパナソニックから任天堂へ譲渡され、出資比率はパナソニック51%、任天堂27%、個人22%となります。
PUXは音声や画像認識ソフトウェア開発を主力とする会社で、任天堂ゲーム機向けにはニンテンドーDSや3DS、Wii U等に文字認識の「楽ひら」や音声認識の「LiteSpeech」が導入されています。
今回の資本提携により、ユーザーエクスペリエンス(サービス利用体験)をさらに向上させたソフトウェアエンジンや、アプリケーションソフトウェアを開発し、事業の創造と拡大を拡大させていくとのこと。任天堂は今後のゲーム機等で、パナソニックは家電のリモコンなどで、開発したUIが生かされる見込みです。
任天堂とパナソニックとの提携といえば、パナソニックセンター内にある「ニンテンドーゲームフロント」や、DVD再生機能付きゲームキューブ「Q」を思い出しますね。Wii Uにもメディア再生機能があれば、セカンドスクリーンをさらに活用できると思うのですが。
任天堂のハードビジネスは今後も続いていきますし、そのハードにどんな機能が載るのか楽しみです。