今は東京で暮らしていますが、地元は北海道・札幌市。寒さには慣れています。
なので東京暮らしになっても冬場も特別な暖房器具を用意することなく、備え付けのエアコンのみで過ごしてきましたが、どうも部屋も体も暖まり方が良くないというか、道産子がイメージする暖かさとは違う印象を持っていました。
帰省すると、実家には北国仕様のストーブがあり、外は時にマイナス二桁温度にもなる極寒の寒さを忘れさせてくれる暖かさが待っています。それと同じものを東京で求めるのは違うような気もしますけれど、とはいえ、北海道の家の暖かさが恋しくなるときも。
そこで、冬になれば実は寒い東京でも暖かく過ごしたいと考え、いい暖房はないものかと調べてみることに。
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石油ストーブ・石油ファンヒーター → 置けないことが多い
最初に考えたのはおなじみの石油ストーブや石油ファンヒーター。小型のものは関東でも売っているし、良いのではとも考えました。
暖まることは間違いないのだけれど、オイルの臭いが気になったり、あるいは賃貸だとそもそも禁止されていることがあるんですね。
火事になるリスクだったり、気密性が高くなっているために一酸化炭素中毒を起こす可能性があって禁止していることが多いみたいですね。管理会社に聞いてみると、我が家も使わないよう言われてしまいました。
逆に凍え死なす気?とも思いましたが、東京は幸いそこまでは寒くなりません。
でも、置けないのなら仕方がない。別のものを探さなくてはね。
別の暖房器具 → オイルヒーターはどうだろう
室内を効果的に暖める筆頭だった石油ストーブ・石油ファンヒーターが使えないことで、別の暖房器具を探すことになりました。ハロゲンヒーターやセラミックファンヒーターなどは人気ですが、近づかないと暖かくありません。部屋全体を暖めるというよりは、デスク作業などポイントポイントで局所的に使う暖房という認識です。
そこで考えたのがオイルヒーター。以前の経験から電気代のことが頭をよぎるとはいえ、密閉された難燃性のオイルによって、部屋全体がじんわりしっかり暖まる、優れた暖房器具です。空気も汚しませんし。
オイルを暖め、その熱が部屋に広がるという仕組みなので、部屋が暖まるまで時間がかかります。でも自然な暖かさを感じられます。
電源をつけてすぐは、中のオイルがハネるようなパチパチとした音が出ることがあります。これは仕様だそうで、しばらくすると収まります。
道産子としては、外が極寒なだけに家では暖房をガンガンたいて半袖でも過ごせるくらいっていうあの寒暖差が好きだったりするわけですが、東京だとそこまでの暖かさは必要ですよね。
平気で氷点下にまで気温が下がる北国ならではでしょうね。体をしっかり暖めて外に出ないと凍えてしまいますからね。でも冬に半袖でアイス食べるのは美味しい。
電気代……長時間使うとやっぱり気になる
心地よい暖かさに甘えて、つい長時間点けっぱなしにしてしまいがちですが、オイルヒーターはやっぱり電気代がかかります。メーカーもその欠点を克服しようと、効率的に稼働するようタイマーがあったり省エネを意識してはいるようですが、これだけに頼ると冬場の電気代が恐ろしいことになります。
快適だからと甘えずに、色々と工夫して防寒対策はやっていかねばなー。なんて思いつつ、とはいえ頼りまくったりしています。ぬくぬくばんざい。
その他の暖房器具
特にフローリングの床の場合、足元から冷えてきます。そんなときはホットカーペットを使うのもオススメです。床から熱が逃げていかないので、思った以上に効果を感じられます。