Amazon.co.jpの「ほしい物リスト」から、本名を他人に知られてしまう可能性が指摘されています。「ほしい物リスト」の仕様が変更されており、他人のリストを「友達」として保存すると、アカウント情報に登録してある名前が表示されます。本名を伏せてほしい物リストを公開しているユーザーは注意が必要です。
参考:「欲しいものリスト」の仕様が変更され「保存する」をされると本名がバレる – Togetter
Amazon のほしい物リストから本名がバレてしまう可能性
「ほしい物リスト」は受取人にニックネームをつけて公開することができるので、本名ではないネット上で使っているHNなどを設定して「ほしい物リスト」を公開することで、一定の匿名性を確保することができていました。
ところが、この仕様がいつのまにか変更されており(少なくとも1月16日までには変更されていたようです)、公開されている「ほしい物リスト」を「友達」に追加する(保存する)と、保存したリストの名前に、リストの作成者がアカウント情報に登録している名前が表示されます。つまり、ここに本名を設定していると、他人に本名が知られてしまうことになります。
ショッピングサイトのアカウント作成時は、殆どの方が本名で登録しているでしょうから、「ほしい物リスト」を公開していて、本名を知られたくないという方は要注意。
僕も仮リストを作って公開し、別のアカウントから登録してみたところ、アカウント情報に登録してある名前が!
「◯◯(名前部分)リストがお気に入りに登録いただきました。」という、なんだか妙な日本語で表示されます。そして友達登録したリストの名前も「◯◯」と登録した名前が表示されます。
対策:ほしい物リストで、本名を表示させない方法
Amazon の「ほしい物リスト」で、本名バレを防ぐ方法は2つ。1つ目は「ほしい物リスト」を非公開にする方法。非公開にすることで検索結果に表示されなくなり、自分のリストや名前が漏れるおそれがなくなります。
もう1つは、アカウント情報の名前を変更すること。アカウント情報に登録されている名前は、配送先住所とは無関係のため、仮名にしても問題ありません。
ただし、受け取り場所をコンビニ受取や営業所受取にした場合にはアカウント情報の名前で届くようなので、あまり見当違いな本人確認が難しくなる名前は避けたほうがいいかもしれません。
Amazon.co.jp でアカウント情報を変更する方法
アマゾンのアカウント情報変更は、「アカウント&リスト」>「アカウントサービス」から。「サインインとセキュリティ」を選択すると「ログインとセキュリティ」画面になり、名前を変更できます。
さっとく変更しておきました。