今度こそ形になるか、元レアスタッフの新興スタジオが『バンジョーとカズーイの大冒険』の後継作を開発中。WiiU対応も示唆


 

任天堂の元右腕、レアが残した個性的なタイトルの1つである『バンジョーとカズーイの大冒険』。開発に携わったスタッフ自らが新作を熱望したり、あるいは元スタッフによって流れを汲む新作のプロジェクトが立ち上がったりしましたが、結果としてはまだシリーズの最新作も、直系の後継作も形にはなっていません。ですが今度こそ、何度目の正直かは分かりませんが、後継作を見ることができるかもしれません。

UKの老舗ゲーム誌「EDGE」277号に掲載されたという情報によれば、『スーパードンキーコング』や『バンジョーとカズーイの大冒険』、『あつまれ!ピニャータ』などで中核を務めたという元レアスタッフが集まって設立したスタジオ「Playtonic Games」(現在6名が在籍)が、第1弾タイトルとして、過去に携わったアクションアドベンチャーに敬意を込めて“Project Ukulele(プロジェクト・ウクレレ)”を開発中。

「僕らには任天堂と協力してきた歴史があるので、任天堂プラットフォームで自分たちのゲームを見てみたい気持ちはごく自然にありますよね。Wii Uを対応プラットフォームにという声が大きいのであれば、柔軟に対応したい考えを持っています」

Playtonic Gamesは開発資金を持っているものの、協力できるのであればパブリッシャーと提携したい考え。まずはSteamの早期アクセスでリリースする計画で、その後に家庭用ゲーム機に対応していくとのこと。

話題になってはいつのまにか消えてしまっている『バンジョーとカズーイの大冒険』の後継作プロジェクトですが、今度はかなり本気な様子(これまでも情熱はあったでしょうけれど)。3Dアスレチックアクションが下火なので、バンジョー関連を抜きにしても無事に完成することを期待したいところ。PlaytonicGamesのサイトでは4つの眼が覗くティザーイメージが公開されています。

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