日本時間24日午前7時より、12月6日に発売予定の『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』の特徴を紹介する番組、「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii Uがスゴい50の理由」が配信されました。
ニンテンドー3DS版には無い要素を中心に構成された「50の理由」。発表済みの情報からより詳細な情報、初出の情報に至るまで、一気に紹介。ニンテンドーダイレクトでは無いため開発者は出演せず、『ファイアーエムブレム 覚醒』でクロムの声優を担当した杉田智和氏のナレーションで進行しました。
案の定50個に収まりきらなかった「50の理由」は以下の通り。8人対戦や3DSをコントローラにするなど、噂として出ていたリーク情報も幾つか収録が判明しています。アップデートで対応するコンテンツの話も出ていましたが、有料DLCに関してはまだ不明。
スマブラ for WiiU がスゴい50の理由 まとめ
1. 最初から選べるファイター
Wii U版と3DS版の収録キャラクターや使えるワザはは同じ。しかしながら、3DS版ではシークレットキャラクターだったネスやガノンドロフがWii U版では予め登場しているなど、最初から選べるキャラクターの数が増加している。
一部のキャラクターは隠しファイターとして残っており、挑戦者戦も楽しめる。
2. 解像度
スマブラ史上最高画質。3DS版は400×240ピクセルだった表示解像度が、Wii U版では1920×1080ピクセルのいわゆるフルHD画質に。表示される情報が増え、カメラが引いても乱闘の様子がよく見える。
3. 8人同時プレイ
これまでは最大4人同時プレイだったが、Wii U版では最大8人同時プレイに対応。「とくべつな乱闘」扱いで、8人対戦で使えるのは一部ステージに限られる。また、8人対戦はオフライン専用。
4. 広大なステージ
3DS版にはなかった、広いステージがいくつか収録されている。たとえば「エンジェランド」「神殿」「大戦場」。高解像度化し、細かいところまで見えるWii U版ならでは。多人数戦にも向いている。最大4人対戦までとなるオンラインプレイ時の出現時は控えめ。
5. デンジャーゾーン
『星のカービィ スーパーデラックス』に登場する、地下迷宮マジルテが舞台となっている「洞窟大作戦」。このステージのあちこちに、デンジャーゾーンが存在。当たると大ダメージを受けるほか、蓄積ダメージが100%を超えた状態で触れると、その場でミスになってしまう。
6. 2ラインバトル
『ドンキーコング リターンズ』の舞台「バナナジャングル」は、手前と奥を利用した2ライン構成。タル大砲を使って手前や奥に移動が可能。ただし、タル大砲を使った後はしばらく火の粉がまとわりつく。この状態で再びタル大砲を使うと爆発してしまう。
また、奥のラインはふっとびやすく設定されている。
7. ステージの数
収録ステージ数は、3DS版よりもWii U版の方が多め。さらに、ステージの構成も3DS版とはまったく異なり、据置ゲーム機で発売されたタイトルが中心となっていて、3DS版を既に遊でいても新鮮に楽しめる。
Wii U版の収録ステージは「戦場」「マリオサーキット」「マリオギャラクシー」「攻防戦」「オービタルゲート周域」「ガウル平原」「ヨースター島」「ワイリー基地」「ウィンディヒル」「ライラットクルーズ」「エンジェランド」「村と街」「マリオサーキット(X)」「ウーフーアイランド」「洞窟大作戦」「75m」「レッキングクルー」「天空界」「Wii Fitスタジオ」「ノルフェア」「特設リング」「ポートタウンエアロダイブ」「スカイロフト」「ルイージマンション」「パイロスフィア」「オネット」「戦艦ハルバード」「バナナジャングル」「ドルピックタウン」「ゲーマー」「パイロットウィングス」「オルディン大橋」「終点」「マリオUワールド」「再会の花園」「闘技場」「カロスポケモンリーグ」など。
8. Miiverseステージ
特定のファイターに対しての応援メッセージをMiiverseで投稿すると、そのファイターが戦っているときにメッセージが背景に表示されるステージ。発売時点では未実装。
9. スマッシュアピール
『新・光神話 パルテナの鏡』に登場するピット、パルテナ、ナチュレが、特定のファイターに対して会話する。方法は、ピットを選んで下アピールを非常に短い間入力する。エンジェランドで行うことが可能。ゲストが登場する。
『スターフォックス』ステージの「オービタルゲート周域」や「ライラットクルーズ」では、スターフォックスチームの会話も楽しめる。
10. 黒いフェイス
『ゼノブレイド』ステージ「ガウル平原」で夜になると黒いフェイスが登場。特徴的なボイス付き。撃墜することも可能。
11. リドリー
『メトロイド』ステージ「パイロスフィア」ではサムスの宿敵「リドリー」が登場。攻撃してひるませると味方になってくれる。崖のそばのエネルギーを吸収すると「黒リドリー」になり、より凶悪に。撃墜するとポイントが加算される。
このステージではさらに、「FG-II グラハム」「ジュリオン」「ゾーロ」なども登場。それぞれ利用することができる。
12. コイン制
乱闘ルールに「コイン制」が復活。相手を吹っ飛ばした際に落ちるコインの獲得数を競う。ミスになるとコインが減ってしまう。
13. 体力制
乱闘ルールは「体力制」でもプレイが可能。一般的な格闘ゲームのように、体力が無くなったら負けとなる。「スペシャル乱闘」扱い。
14. スペシャル乱闘
「スペシャル乱闘」では、体力や大きさ、装備、状態、重さ、速さなどのルールを、色々と好みに応じて細かく設定出来る。戦績は付かないので無茶な設定でも気軽に楽しめる。
15. アイテム量
Wii U版では、アイテムの出現量を「でない」「すくない」「ふつう」「おおい」から設定可能。各アイテムはアイテムスイッチにより、個別に出現させるかどうかを選択する事もできる。
16. オレ曲セレクト
Wii U版は、対戦時の曲の再生割合を自由に設定できる「オレ曲セレクト」を搭載。
17. メニュー曲をオレ曲セレクト
基本メニューの曲もオレ曲セレクトが可能。
18. 音楽の多さ
3DS版のボリュームをさらに、どころか比較にならないほど多くの楽曲を収録。新旧任天堂タイトルの膨大な楽曲を聴くことがでえきる。3DS版の音楽は、Wii U版にほぼすべて収録されている。
19. 音楽家
3DS版から参加している音楽家に加えて、Wii U版で新たに参加する音楽家も多数。過去に作られた楽曲や原曲そのものも収録されており、収録楽曲すべてを仮にサウンドトラックして発売する場合は、ソフトの定価の何倍もの価格になるだろうとのこと。
20. CD
音楽を集める1つの要素として「CD」が存在。乱闘や、その他のモードで稀に出現。クリアゲッターの賞品としても出現。
21. クリアゲッター
課題をクリアして、マス目を埋めていく「クリアゲッター」。いわゆる実績。課題をクリアするとリワードを受け取ることができる。チャレンジしがいのある課題が増えている。
22. シンプル
1人用モード「シンプル」。連戦をし、最終戦を目指していくが3DS版とは大きく異なる。Wii U版は生き残りバトルで進行。この中でライバルや挑戦者が出現する場合も。難易度は戦士の天秤で調整。難易度を上げれば、その分報酬も高くなる。
2人同時プレイに対応。
23. クリアムービー
「シンプル」や「オールスター」をクリアすると、ファイターごとのショートムービーを見ることができる。あとでまとめて見ることも可能。
24. オールスター
限られた回復アイテムで、ファイター全員と戦う「オールスター」。Wii U版では3DS版の逆で、新しいファイターから昔に生まれたファイターに挑んでいく。
休憩所のデザインも一新。背景の砦には、倒したファイターのフィギュアが並ぶ。
2人同時プレイに対応。
25. イベント戦
特定のテーマに沿った対戦を行う「イベント戦」。ステージをクリアしていくと、選べるコースが増えていく。
2人同時プレイに対応。2人用専用のお題も用意されている。
26. ワールドスマッシュ
「フィールドスマッシュ」に代わるモードとして「ワールドスマッシュ」が搭載。Miiをコマとして使い、アイテムなどを駆使してルーレットで進むボードゲーム。最大4人まで参加可能。ボードを進めてファイターを集めていく。
同じコマに止まると全員でバトルが発生。取得した順にファイターを使って戦う。撃墜したファイターは奪う事もできる。
「フィールド主マッシュ」と同じように、アイテムでファイターをパワーアップさせることも可能。各種イベントも発生。
最終戦は、パワーアップした状態で戦闘。集めたファイターをストックとして撃墜数を競う。
27. スマッシュボンバー
爆弾を爆発させ、ターゲットを巻き込んで高得点を狙う「スマッシュボンバー」。3DS版と比較して2発目の爆弾が大きく重くなったほか、ステージも3種類に。世界戦闘力に対応。
28. みんなで競技場
スマッシュボンバーを含む競技場が、多人数プレイに対応。スマッシュボンバー、組み手は最大4人、ホームラン競争は2人協力か、あるいは4人競争。
29. オーダー
マスターハンド、クレイジーハンドからの挑戦状「オーダー」。チケット制になっている対戦ステージを勝ち進んでいく。チケットの難易度に応じて報酬も手に入る。
クレイジーサイドでは入場にゴールドかチケットが必要。制限時間の中、ターンを重ねる生き残りバトル。最後はクレイジーハンドと戦い、勝てば総取り。負ければ没収。
30. マスター要塞
「シンプル」のラスボス、マスターハンドの中から飛び出すマスターコア。Wii U版では新たな形態として「マスターフォートレス」が登場。高本気度でのみ登場。
31. コントローラー
Wii U版は幅広いコントローラーに対応。Wiiリモコン、Wiiリモコン+ヌンチャク、Wii U GamePad、クラシックコントローラ、クラシックコントローラ PRO、Wii U PROコントローラー、ニンテンドーゲームキューブコントローラ、ニンテンドー3DS。それぞれボタン設定が可能。
32. Wii U用ゲームキューブコントローラ接続タップ
Wii U用ゲームキューブコントローラ接続タップを使うことで、Wii UでもGCコントローラを接続可能。スマブラロゴ入りの特別仕様GCコントローラ(スマブラシロ/スマブラクロ)も発売。
33. 3DSをコントローラにする
3DS版があれば、Wii U版と接続して3DSを操作コントローラにすることが可能(「大乱闘」モード限定)。
34. 3DSとの連動
コントローラーにする他に、連動要素が存在。3DS版のカスタマイズキャラクターをWii U版に引き継ぐことができる。装備アイテムも持ち込んでそのまま使用可能。
35. フィギュア
フィギュア数がさらに増加。Wii U版では据置ゲーム機で登場したフィギュアが多めに収録。3DS版をさらに上回る数が収録されている。
36. 最後の切りふだフィギュア
ゲームならではの技巧を凝らした最後の切りふだフィギュアも収録。オールスターを最後まで勝ち抜くとゲット可能。
37. フィギュアボックス
テーマに沿った組み合わせを飾れる「フィギュアボックス」が用意。
38. 撮影スタジオ
集めたフィギュアを自由に使い、ジオラマ風に飾ることができる「撮影スタジオ」を収録。写真を撮って楽しめる。
39. フィギュアラッシュ
フィギュアを集める「フィギュアラッシュ」。Wii U版では2人同時プレイに対応。得点が表示されるので、対戦ゲームの側面も。
40. 名作トライアル
ファイターたちの登場作品を体験版形式で楽しめる「名作トライアル」。収録タイトルは以下の通り。
MOTHER2 ギーグの逆襲
スーパーマリオカート
スーパーマリオブラザーズ
スーパーマリオブラザーズ2
スーパーマリオワールド
スーパーメトロイド
ゼルダの伝説
ドクターマリオ
ドンキーコング
パイロットウイングス
パックマン
バルーンファイト
パンチアウト!!
ファイアーエムブレム
メトロイド
ヨッシーのたまご
レッキングクルー
リンクの冒険
ロックマン2 Fr.ワイリーの謎
光神話 パルテナの鏡
星のカービィ
星のカービィ スーパーデラックス
星のカービィ 夢の泉の物語
気に入ったソフトはそのままニンテンドーeショップからバーチャルコンソールを購入出来る。一部ゲームボーイタイトルもあるけれど、Wii UでゲームボーイのVCも配信される?
41. amiibo
ゲーム連動フィギュア『amiibo』。NFCエリアで読み込ませると、FP(フィギュアファイター)としてゲームに参加。経験を重ねることで強く、賢くなる。アイテムを食べることでも成長。amiiboと戦ったり、amiiboとタッグを組んで戦うことも。
誰かの家に出張に行くと、より強くなる傾向。お土産を持ち帰る場合も。
42. 有線LAN
通信対戦のキモとなる通信環境。有線LANアダプタを使用することで、より安定した通信環境を実現できる。
43. 自動お知らせ
Wii Uをインターネットに接続していると、メニュー画面に運営からのお知らせや最新トピックが流れる。これまでのお知らせを一覧表示させることも可能。
44. 一台でタッグ
インターネット対戦の「だれかと」において、1台のWii Uで2人タッグを組んでチームバトルに参加できる。チーム乱闘から、1人で参加するか2人で参加するかを選べる。
45. 大会
「大会」を自分でプロデュースできるモードが搭載予定。大会の期間や定員、優勝条件、ルールなどを設定可能。
46. トーナメント
最大64人が参加する「トーナメント」も開催される。試合終了後は、それぞれの試合をリプレイすることも可能。
47. Wii U GamePad
Wii U GamePadの画面に、テレビ画面をそのまま表示することができるほか、蓄積ダメージなどを表示する機能も搭載。
48. ペイント
ポーズすることで写真を撮ることができるが、その時にタッチペンを使ってデコレーションすることが可能。後のアップデートにより、フレンドと共有することが可能になる予定。
49. ボイスチャット
GamePadのマイクを使ってフレンドと「ボイスチャット」が可能。ファイターセレクト画面と結果表示画面で可能。利用可能かどうかはアイコンで確認できる。
対戦中に利用できないのはできる限り良い通信環境を確保するため。
50. ステージ作り
タッチペンで自由に描いて、ステージを作ることができる。2点ポイントすると直線を描くことができ、そのまま地形を作ることができる。いくらかギミックの配置も可能。ステージの絵柄は5種類。音楽は好きな曲を選択可能。
51. 共有
発売時には未実装。今後のアップデートで写真、リプレイ、Miiファイター、自作ステージを共有可能になる予定。
その他(3DS版とWii U版の同様の機能)
ガチ乱闘、エンジョイ乱闘、フレンドと乱闘、コンクエスト、大観戦、世界の状況、リプレイ及びリプレイチャンネル、ボタン設定、サウンド、インターネットオプション、ルール、大乱闘、チーム乱闘、トレーニング、フィギュアショップ、アルバム、サウンドテスト、戦士たちの記録、カウント集、記念日、スマちしきなどなど。
52. ムービー
新ファイターの参戦ムービーを、HD画質ですべて収録。まとめて見ることができる。
53. 特選サウンドテスト
3DS版とWii U版を両方購入することで入手できる2枚組のサウンドトラックCD。1枚目のレッドには3DS版の曲で構成。2枚目のブルーにはWii U版の曲も収録。各36曲入り。
54. ミュウツー制作決定
新たなるファイターとしてミュウツーが復活。3DS版、Wii U版両方を購入したユーザー向けの特典DLC。2015年春頃に完成予定。
http://youtu.be/dk1ImnxCjPg&w=650
登場キャラクターは3DS版から変更無いものの、Wii U版の物量はやはり据置ゲーム機向け、そして『スマブラ』らしいボリュームといった印象。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』は2014年12月6日に発売予定です。