2015年に発売予定の、モノリスソフトのWii U向け最新作『ゼノブレイドクロス』。モノリスはスタジオが初めて取り組むHDプロジェクトであるこのゲームで、将来に向けた土台作りも行い、今後のプロジェクトでスムーズな開発を行えるようにしていく考えです。
モノリスソフトの高橋哲哉氏はEDGEのインタビューの中で、『ゼノブレイドクロス』が今後のHD開発の基礎になっていくと説明。
「『Xenoblade Chronicles X(ゼノブレイドクロス)』は、モノリスソフトにとって初めてのHDゲーム開発プロジェクトなので、達成するのが難しい目標を設定する代わりに、キースキルを築き上げながら着実に取り組んでいます。このゲームでの僕らの目標は、HDゲーム開発の土台となる基礎を作ることがまずあるので、オーバーリーチで問題が発生したりしないようにしています」
任天堂を含め関連スタジオは、前世代機WiiでHDゲームの開発を行っていないため、他社がPS3/360等で通ってきた開発を、全く同じではないにせよWii Uの今経験し、ノウハウを積み上げているところ。残念ながら発売が2015年へと変更された『XenobladeX』ですが、今回の開発経験を経て今後開発スピードが上がるのであれば、ユーザーにとっても朗報です。上手くいけばWii Uで2本、3本とモノリス開発タイトルを見られるかもしれません。