Wii リモコンや Wii リモコンプラスの外部拡張コネクタにつなげて使用する拡張コントローラとして様々なソフトに対応し、Wii 互換のある Wii U でも利用機会が少なくない『クラシックコントローラ』および『クラシックコントローラ PRO』ですが、Wii 本体が生産終了となったことを受けて、こちらも店頭から姿を消すことになるかもしれません。
Wii クラシックコントローラ、北米で生産終了が報告
Twitter で報告された情報によると、任天堂の会員プログラム「Club Nintendo (クラブニンテンドー)」から Wii 用ゲームを注文しようとした際に(北米クラブニンテンドーではポイントで一部ゲームと交換可能です)、PRO を含む『クラシックコントローラ』の製造が終了している事を伝えるメッセージが表示されたとのこと。
So the old #Wii Classic Controllers are not being manufactured anymore. When did this happen? pic.twitter.com/BI8QCjacHT
— Vernon Schieck (@kitroplious) 2014, 4月 8
「このゲームには、クラシックコントローラか、あるいはクラシックコントローラ PROが必要です。これらコントローラは現在製造されていませんが、店頭では、まだご購入いただけるかもしれません」
Wii U にはクラシックコントローラとほぼ同一のボタン機能を備える Wii U GamePad や Wii U PRO コントローラーが用意されていますが、これら Wii U のコントローラは Wii モード利用時の操作には対応していません。
そのため、クラコンが生産終了するとなれば、バーチャルコンソールなどクラコン操作が必要となったときの公式コントローラーが無いことになってしまいます。
Wii で提供されている膨大なソフトライブラリを生かすため、コントローラ関連で Wii U の機能拡張が行われるのかどうか。任天堂から公式な発表はまだ行われていませんが、一部オンラインストアでは販売価格が定価以上のプレミア価格になっていたりして、需要に対して在庫が少なくなってきていることがうかがえます。
Wii の『クラシックコントローラ』は、新しいゲーム体験のために独特な形状となった Wii リモコン+ヌンチャクではボタン数が足りないなどして遊びにくいソフトや、従来型コントローラーでの操作が想定されていた過去ハードで発売された、スーパーファミコンなどのバーチャルコンソールを遊ぶ時のために用意されている、Wii リモコンに接続して使用する拡張コントローラ。
十字ボタンと2つのアナログスティックに加えて、a/b/X/Y/L/R/ZR/ZLボタンが完備。デザインも従来型コントローラーの延長線上にある設計となっています。