不振のゲーム部門復権のためにディズニーが送り出したコレクション・トイ連携アクションアドベンチャー『Disney Infinity』ですが、好調な売り上げを維持し、ソフトとフィギュア等がセットになったスターターパックがこれまでに世界累計300万本以上販売されていることが明らかになりました。
NPDが発表した2013年のUS市場年間チャートでも10位につけていた『Disney Infinity』、2013年12月の売上は55.1万本と好調を維持しています。コレクショントイ連携ゲームの先輩である『Skylanders』の最新作『Skylanders SWAP Force』は12月期10位に入っており、59.7万本を販売したとのこと。
「ファミリーにもゲーマーにも『Disney Infinity』が受け入れられ、非常に興奮しています。我々は『Disney Infinity』を継続的なビデオゲームプラットフォームとするため土台作りを行ってきたと考えています」
Disney InteractiveのJames Pitaro社長は、期待以上の売上を達成していることを付け加えて、Eメールを通じてコメントしています。開発には1億ドル以上が費やされたという『Disney Infinity』ですが、期待に応えて見せているだけでなく、今後も関連トイの発売が予定され世界が拡張されていきます。にしても、11月は100万本でしたから、ずいぶんと伸びましたね。
日本ではクリエイト系ゲームは売れにくいジャンルであることや、フィギュア連動ゲームが定着していないこともあって、好調なセールスとはいえない状況です。とはいえ、ディズニー/ピクサーキャラクターそれぞれの作品の世界でオリジナルストーリーを楽しむ事もできるので、提案次第では開拓していけるのではないかなと思います。