2012年11月に発売され、2013年10月現在では国内ニンテンドー3DS用ソフト最大のヒットタイトルとなっている『とびだせ どうぶつの森』ですが、発売から1年近くたった今、徐々に最新作に向けた動きが出てきているようです。
プロデューサーを務めた江口勝也氏は「EDGE」のインタビューで、次回作がこれまでの方向にアイデアを付け加えていく形になるのか、あるいはもっと大きな変化があるのかを尋ねられ、具体的にまだ語れる段階に無いとしながら、構想は動き出しているとコメントしました。
「僕たちは既に次回作で何をしようか考え始めていますが、具体的な方向性はまだこれからですね。まず、新作を開発するにあたってハードウェアを選定する必要がありますし、ハードウェアが決まれば、どんな機能や特徴があるのかを見ていくことになります。そうして僕たちは、『どうぶつの森』の要素についてや、その要素を選択したハードウェアでどう実現できるか考えていくのです。新要素を見つけてから、新作の方向性を決めていくことになります」
『とびだせ どうぶつの森』では、スクリーンショット撮影機能とソーシャルメディアの連携、すれちがい通信、いつの間に通信、オンライン、マイデザインのQRコード読取といったニンテンドー3DSの機能が大いに活用されています。
またプレイヤーは村長になり、公共事業でランドマークの設置も可能になるなど、ゲーム部分でも進化。より自分の個性が際だつ村生活が可能になりました。
Wii Uでは『どうぶつの森 こもれび広場』も配信されていて、あれを見るとWii Uで新作が出てもおかしくない雰囲気ですが、据置発とはいえ最近の『どうぶつの森』シリーズの特性を考えると、携帯機の方がしっくりきそうです。
公共事業で好みの提案が全然来なかったり、たぬきちが村長の意図を無視して住人の宅地を決めるなど不満も残ったものの、今回の村作りは好きな要素の1つだったので、次回作でも是非引き継いでもらいたいところです。