カプコンを代表するキャラクターのひとつ『ロックマン』。ファミコン用ソフトとして 1987 年に誕生し、現在までに派生シリーズを含め 130 以上の作品が生み出され、幅広い世代に支持されています。カプコン公式によると2022年3月末時点での累計販売本数は 3,700 万本。
『ロックマン』は任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」(ニンテンドースイッチ)でも展開。複数タイトルを遊ぶことができます。このページではスイッチで遊べる『ロックマン』や『ロックマン』が登場するタイトルを紹介しています。
Contents
ロックマン × Nintendo Switch
初代シリーズ
ファミコンで誕生した初代あるいは無印の『ロックマン』シリーズ。ナンバリング本編 11 作品が発売されており、ニンテンドースイッチではそのすべてのタイトルを遊ぶことができます。
ロックマン クラシックス コレクション
- ロックマン
- ロックマン2 Dr.ワイリーの謎
- ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?
- ロックマン4 新たなる野望!!
- ロックマン5 ブルースの罠!?
- ロックマン6 史上最大の戦い!!
『ロックマン クラシックス コレクション』はシリーズ第1作目『ロックマン』から第6作目『ロックマン6 史上最大の戦い!!』を収録したコレクションタイトル。ファミコン版の完全移植を楽しめるほか、「チャレンジモード」「ミュージアムモード」といった新要素が収録。
「チャレンジ」では全6作品から各ステージやボスとのバトルがリミックスされたステージに挑戦可能。遊びごたえのある 50 以上のステージが収録されています。ロックマンの『amiibo』を読み込ませることで、さらに 11 ステージを追加させることも可能。
「ミュージアム」「データベース」では設定資料や決定稿、ラフ稿、当時の広告宣材などロックマンの世界をより深く知ることができます。
さらにスイッチ版では「リワインド」機能が追加。ミスをしても時間を巻き戻してその場ですぐにやり直すことが可能です。
その他、CPU スピードの切り替えや、画面サイズ・フィルター設定など、自分好みの設定で遊ぶことができます。
ロックマン クラシックス コレクション 2
- ロックマン7 宿命の対決!
- ロックマン8 メタルヒーローズ
- ロックマン9 野望の復活!!
- ロックマン10 宇宙からの脅威!!
『ロックマン クラシックス コレクション 2』にはスーパーファミコン用ソフト『ロックマン7 宿命の対決!』から Wii / PS3 / Xbox 360 でダウンロード配信された『ロックマン10 宇宙からの脅威!!』までの4作品が収録。全作品共通でダメージを半減する「防御力UP」モードやチェックポイントからゲームを再開できる「中断セーブ」機能が搭載されており、難しいステージでも攻略しやすくなっています。
リミックスステージに挑戦する「チャレンジ」は 70 以上のステージが収録(『amiibo ロックマン』使用でさらに 10 ステージ追加)。「ミュージアム」には 400 点以上もの貴重な設定イラスト等が収録されています。全 146 曲の収録楽曲を視聴できる「サウンド」モードも搭載。
『ロックマン9 野望の復活!!』と『ロックマン10 宇宙からの脅威!!』は追加コンテンツとして販売されたモードも収録されています。
ロックマン11 運命の歯車!!
『ロックマン11 運命の歯車!!』は 2018 年に発売された初代ロックマンシリーズの第 11 作目。2D アクションというジャンルは変わらないものの、8bit 化した『ロックマン9』や『ロックマン10』とは異なり、現行機種にあわせたグラフィックが採用されました。
悪の科学者Dr.ワイリーの野望を食い止めるため、ロックマンが歯ごたえあるステージやボスに挑みます。
ロックマンX シリーズ
『ロックマンX』シリーズはスーパーファミコンで誕生した『ロックマン』時代より 100 年後を舞台とする新たなロックマンシリーズ。初代とはまた異なるシリアスな世界観や、多彩になったアクションなどが話題を集めています。1993年に第1作目が発売。その後『ロックマンX』シリーズとして展開されています。現在までに『ロックマンX』シリーズとして本編 8 作品、さらにここからスピンオフ展開も。
ニンテンドースイッチでは『ロックマンX アニバーサリー コレクション』と『ロックマンX アニバーサリー コレクション』が発売。『ロックマンX』シリーズ本編 8 作品が各 4 作品収録されています。
ロックマンX アニバーサリー コレクション
- ロックマンX
- ロックマンX2
- ロックマンX3
- ロックマンX4
ロックマンX アニバーサリー コレクション 2
- ロックマンX5
- ロックマンX6
- ロックマンX7
- ロックマンX8
『ロックマンX アニバーサリー コレクション』には『X1』から『X4』までの 4 作品が、『ロックマンX アニバーサリー コレクション 2』には『X5』から『X8』までの 4 作品が収録されています。オリジナル版の移植を楽しめるほか、海外版『MEGA MAN X』シリーズもプレイ可能。
『X1』から『X3』はスーパーファミコン版当時のパスワードも使用可能。
画質調整
スーパーファミコン用に発売された『X1』から『X3』、PS世代の『X4』から『X6』までの 6 作品は、画質が異なる 3 種類のフィルターを選択可能。オリジナルドット絵やブラウン管調の表現などでゲームプレイが可能です。
後半の 2 作品、PS2 世代となりドット絵表現の 2D アクションからポリゴン表現の 3D アクションへとモデルチェンジを図った『X7』と『X8』は高解像度化が図られており、美麗になったグラフィックでプレイ可能。
かけだしハンターモード
歯ごたえある難易度が特徴の『ロックマンX』シリーズ。難易度の高さが魅力にもなっていますが、アクションが苦手な人やサクサク進めたいという人でも楽しめるよう「かけだしハンターモード」が搭載されています。このモードは収録8作品すべてに対応しており、全作を通して被ダメージが半減。『X4』から『X8』では落下やトゲによる即死も回避することができます。
ミュージアム
「ミュージアムモード」ではこれまでに公開された膨大なイラストや映像、BGMなどが収録。ゲームのBGMはもちろん、オリジナル版に収録されていた歴代オープニング(OP)、エンディング(ED)曲も収録されています。PSP用ソフト『イレギュラーハンターX』に収録されていたオリジナルアニメ作品「The Day of Σ」も視聴可能。
Xチャレンジ
新モードとして「Xチャレンジ」が実装されています。このモードは『X1』から『X6』までの歴代ボスたちがタイトルを超えてタッグを組んでプレイヤーに襲いかかるというもの。は『X1』から『X6』から選別された特殊武器から3つを選んで、ボスたちに挑みます。
ロックマンゼロ / ロックマンゼクス
『ロックマンゼロ』シリーズは、『ロックマンX』シリーズにも登場している「ゼロ」を主人公においた『ロックマンX』の流れをくむ派生シリーズ。『ロックマンX』よりもさらに数百年後を舞台に、重厚なストーリーや「ゼロ」ならではのアクションを楽しむことができます。ゲームボーイアドバンスで 4 作品が発売され、この 4 作品で完結しています。
『ロックマンゼクス』シリーズは「ゼロ」の活躍からさらにその数百年語を舞台にした『ロックマンゼロ』の後継ともいえるシリーズ。ニンテンドーDSで2作品が発売されています。
ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション
- ロックマン ゼロ
- ロックマン ゼロ 2
- ロックマン ゼロ 3
- ロックマン ゼロ 4
- ロックマン ゼクス
- ロックマン ゼクス アドベント
『ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション』には『ロックマンゼロ』4作品と『ロックマンゼクス』2作品が収録。独自に発展した派生シリーズ計 6 作品をこれ 1 本で楽しむことができます。海外版への切り替えにも対応。
ストーリーを楽しみたい人のために「カジュアルシナリオモード」や「アシストセーブ」などの機能が収録。「カジュアルシナリオモード」をオンにすることで自キャラが強化されたりトゲによる即死を防ぐなどの効果を得ることができます。
「アシストセーブ」をオンにするとステージ上に中断セーブポイントが出現。アシストセーブを行ったポイントからゲームを再開できます。
高画質・画面レイアウト
携帯ゲーム機向けに展開されたシリーズを据置でも遊びやすく、高画質フィルターや画面レイアウトの調整機能が搭載。
新ゲームモード「Zチェイサー」
ステージのクリアタイムを競う新モード「Zチェイサー」が実装。全12ステージで、対戦相手と競争することができます。ゲーム画面は2画面に分割。対戦相手のプレイや進行度をリアルタイムで確認可能。集中したいときは自分の画面のみ表示させることも可能です。
ギャラリー、ミュージックプレイヤー
膨大な量のイラストや設定画、BGMを楽しめるギャラリーやミュージックプレイヤー。650点を超すイラストや設定画を高解像度で堪能できるほか、オリジナル楽曲を含めた 200 曲以上の BGM を聴くことができます。マイミュージック機能により、お気に入りの楽曲を聞きながらギャラリーを楽しむこともできます。
ボーナスカード
『ロックマンゼロ3』で導入されていた、
『ロックマン ゼロ3』のコレクション要素の一つとして収録されている「改造カード」。GBA オリジナル版は『カードeリーダー+』に対応していて、実際のカードを読み込ませることで、ゲーム内にさまざまな効果をもたらす機能です。カードを読み込ませるとゲームの中身を改造できるという、公式チートのような機能として好評を博しました。本作にはこの改造カード全 100 種類が「ボーナスカード」として実装されています。
プラスモード
ニンテンドーDSで発売された『ロックマン ゼクス』。ニンテンドーDSはGBA互換があり、パッケージ版ソフトを差し込めるようDSソフト用とは別にGBAソフト用のカードスロットが備わっています。この 2 本ソフトを差し込める “ダブルスロット” を利用し『ロックマン ゼクス』では『ロックマン ゼロ3』や『ロックマン ゼロ 4』との連動要素「プラスモード」が用意されていました。
この「プラスモード」も再現。当時は限られた条件でしかプレイできませんでしたが、本作には「ゼロ3 プラスモード」と「ゼロ4 プラスモード」どちらも収録。追加ボスとの戦いを、まとめて楽しむことができます。
ZERO3 Plus Modeで追加されるボス
デスタンツ・マンティスク
ヘルバット・シルト
チルドレ・イナラビッタ
ブレイジン・フリザード
ZERO4 Plus Modeで追加されるボス
ペガソルタ・エクレール
ソル・ティターニャン
フェンリー・ルナエッジ
ノービル・マンドラゴ
ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
ニンテンドースイッチの “スマブラ” 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』はシリーズ史上最大ボリューム。過去作品に登場したファイターが全員参戦しており、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』で参戦をはたした「ロックマン」も引き続き参戦し、ファイターの 1 人として使用することができます。「最後の切りふだ」発動時にはロックマンX、ロックマンDASH、ロックマンエグゼ、流星のロックマンのロックマンや、ブルース、フォルテの姿も見ることができます。
『amiibo ロックマン』も発売。
モンスターハンターライズ
『モンスターハンターライズ』では『ロックマン11 運命の歯車!!』とコラボレーション。「ラッシュ」になりきれるオトモガルクの重ね着装備を入手できるイベントクエストが配信されています。装備すると見た目や鳴き声が「ラッシュ」になるほか、搭乗ドリフトが 「ラッシュジェット」に変化。 「ラッシュコイル」 で離脱ジャンプをしたりも可能。
カプコンアーケード 2nd スタジアム
カプコンの名作アーケードゲームを、当時の雰囲気さながらの筐体プレイで楽しむことができる『カプコンアーケードスタジアム』(カプスタ)。その第2弾『カプコンアーケード 2nd スタジアム』(カプスタ2)に、『ロックマン』の貴重なアーケードゲーム『ロックマン ザ・パワーバトル』『ロックマン 2 ザ・パワーファイターズ』が収録されています。各 400 円。もしくは『カプスタ』の追加30タイトルをまとめた『Capcom Arcade 2nd Stadium Bundle 1』(4,000円)を購入すると遊ぶことができます。
『ロックマン ザ・パワーバトル』『ロックマン 2 ザ・パワーファイターズ』はボス戦に特化したアクションゲーム。『7』準拠のグラフィックで、ロックマンやブルース、フォルテを操作し、多彩なアクションでプレイヤーを苦しめる歴代ボスとのバトルに挑みます。