任天堂が20日に映像を公開した新型ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」。据置機と携帯機の垣根を無くすハイブリッドなハードで、本体を「Nintendo Switch ドック」に置くことで瞬時にテレビ画面に映像が出力される仕組みですが、このドックが持つ主な機能について、任天堂の担当者が IGN の取材に回答しています。
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Nintendo Switch Dock
「“Nintendo Switch ドック”は、テレビで遊んでいるところから携帯モードへと、ごく簡単に、シームレスに切り替えるために作られました」
と任天堂の担当者は IGN に対してコメント。
加えてドックの主要機能も明らかに。
「ドックは Nintendo Switch 本体ではありません。Switch の本体は液晶画面のある、2つのジョイコンを着脱可能な端末の方です。ドックの主な機能はテレビ出力と充電、そしてハードへの給電です」
なお、任天堂によると2つのジョイコン(Joy-Con L、Joy-Con R)は本体に同梱されます。
ゲームによって amiibo にも対応
またPVの中にも映っていた『amiibo』に関しては、「Nintendo Switch 向けのゲームが amiibo に対応していれば、家庭用ゲームシステムの Switch も同じく対応します」との回答。
液晶画面がタッチパネルかどうかは明言されず
最後に、Nintendo Switch の液晶画面がタッチパネルなのかどうかを IGN が尋ねたところ、任天堂担当者はコメントを控えたとのこと。
タッチ操作はニンテンドーDSやニンテンドー3DS、Wii U といった任天堂ハードのみならず、スマホやタブレットその他、今やさまざまな場面で採用され、広く定着しています。
早くからゲーム機にタッチ操作を採用した任天堂が、タッチ操作が一般的になった今になって、操作をクラシックな物理ボタンのみに回帰させるなんてことあるんだろうか。しかし現時点で対応を明言できない理由とは。
任天堂担当者によると、Nintendo Switch ハードに関する追加のアナウンスはまた後日、発売までに行う予定だということです。
まずは、据置ゲーム体験を持ち運びできることにフォーカス
Nintendo Switch の初公開映像を見ると、テレビに接続する据置型ゲーム機でありながら携帯型ゲーム機のように持ち運びができ、外出先でも同じゲーム体験ができる点にフォーカスしています。
IGN の取材で『amiibo』対応やドックの主要機能が明らかになったわけですが、内蔵ソフトやラインナップ、本体仕様詳細などまだまだ気になる点が多く残っています。続報が待ち遠しい。