任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」で遊べる面白いソフトを集めました。
3DSは、ニンテンドーDSの後継機種として発売された、3Dメガネをかけずに3D表示を見られる裸眼立体視機能を特長とする携帯ハード。その特長を活かし、奥行きがあったり、飛び出してくるような効果のあるゲームが多数発売されています(3D表示は強制ではなく、スライダーで強さを変更することが可能です)。
今回は人気のニンテンドー3DSソフトの中から、本当に面白いとオススメできる名作ゲームソフトを紹介したいと思います。RFスイッチ(今でもパーツはRSコンポーネンツで市販されています)で接続していたファミコン時代から長く続いている、あのおなじみのシリーズの新作も含む名作ソフトです。
Contents
ニンテンドー3DS 名作・人気ソフト
アクション / シューティング 編
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS
任天堂キャラクターや他社のキャラがゲスト参加して大乱闘を繰り広げる人気対戦アクション『大乱闘スマッシュブラザーズ』が、ついに携帯型ゲーム機でも遊べるようになりました。
マリオやピカチュウ、リンク、カービィ、ドンキーコング、サムスなどおなじみの任天堂ゲームのオールスターに加え、『Wii Fit』のトレーナーや『どうぶつの森』のむらびとなどが初参戦。他社のゲストキャラも『ソニック』や『ロックマン』『パックマン』と昔から人気のあるキャラクターが集まりました。
追加コンテンツを購入すると、使用できるキャラクターは全部で58ファイターという超ボリューム。
ニンテンドー3DSでは「フィールドスマッシュ」というモードが搭載され、広いステージを移動しながらパワーアップアイテムを獲得し、強化したキャラクターでバトルを楽しむことができます。
オンライン対戦に対応しているので、3DS本体を持ち寄って遊ぶだけでなく、離れた友達や世界中のプレイヤーと対戦することができます。
スーパーマリオメーカー for Nintendo 3DS
2Dマリオのステージを自由に作って遊べる『スーパーマリオメーカー』の3DS版。持ち運びできる3DSで、より手軽にマリオのコースづくりが楽しめるようになりました。
3DS版では任天堂オリジナルコースが100コース収録されていて、1からコースを作らなくても2Dマリオの新作コースを遊ぶことができます。
作ったステージはローカルプレイやすれちがい通信で交換して楽しむことができます。インターネットに接続すれば、Wii U 版で投稿されたコースを遊ぶことも出来ます。
ルイージマンション2
マリオの双子の弟ルイージを操作して、散り散りになった「ダークムーン」を探す謎解きアドベンチャーゲーム。仕掛けいっぱいの様々なマンションには、オバケたちが待ち受けています。
携帯機向けに、短時間でも遊びやすいクエスト制が採用されていて、オヤ・マー博士から与えられたミッションを1つ1つクリアして進んでいきます。1人用だけでなく、最大4人のマルチプレイにも対応していて、皆でワイワイ楽しむことができます。
スーパーマリオ 3Dランド
3DSで手軽に気軽に楽しめる3Dマリオ。ゴールや目的地が分かりにくいと敬遠する人も多かった3Dマリオですが、この『スーパーマリオ 3Dランド』は、ゴールポールを目指すいつもの2Dマリオに近い感覚で遊べる工夫がなされています。3D表示にするとより立体的で距離感もつかみやすく。また、何度も同じコースで詩敗すると、無敵のタヌキマリオにパワーアップしたり、ゴールポール付近まで一気に移動できる「パタパタの羽」が登場したりといったアシスト機能も搭載。
もちろん、3Dならではの立体的なコースや仕掛け、マリオのアクションは健在。毎回違う戦い方をするマリオとクッパのラストバトルですが、『スーパーマリオ 3Dランド』はこの辺りも演出含めてアツい。
星のカービィ ロボボプラネット
『星のカービィ トリプルデラックス』に続いて発売された、ニンテンドー3DSの『星のカービィ』アクション本編2作目。吸って、はいて、コピーしてといったカービィアクションはもちろん、10種類以上のモードに変形する「ロボボアーマー」という頼もしい味方が登場し、カービィの冒険をサポートしてくれます。ロボボによるパワフルで派手なアクションはなかなか新鮮。3DSで2作目ということもあってか、ステージは立体視を活かした演出も増え、賑やかになっています。
「ロボボ」をはじめ機械が多く登場するので男子向けの印象が強いですが、遊べばしっかりいつものカービィ。サブゲーム「みんなで!カービィハンターズ」「カービィの3Dチャレンジ」も収録されていて、ひとりでもみんなでも楽しむことができます。
メトロイド サムスリターンズ
『メトロイド サムスリターンズ』は、ゲームボーイで発売された『メトロイド2』をベースに、新しいアクションや能力、要素を追加してフルリメイクした作品。2Dの探索アドベンチャー『メトロイド』としては実に13年ぶりの作品で、まさしく帰ってきたメトロイドとなっています。
“メトロイドヴァニア” と呼ばれる『メトロイド』や『悪魔城ドラキュラ』のプレイスタイルに影響を受けたゲームが多数発売されている中で本家が帰還。メレーカウンター(敵の攻撃に合わせて発動するカウンター攻撃)やフリーエイム(360°自由に狙いを定めることができる)、エイオンアビリティ(エイオンエネルギーを消費して発動するパワーアップ能力)といった新アクションが追加され、ベースは『2』であるものの、新しいメトロイドとなっています。
スターフォックス64 3D
1997年にNINTENDO64で発売された3Dシューティングゲーム『スターフォックス64』を、3DSならではの立体表示対応でリメイクした作品。本体を動かして機体を操るジャイロ操作にも対応しています。
フォックスたちをはじめとするキャラクター同士の掛け合いやカットシーンを含めた演出、スコアアタックが熱いステージ設計など『スターフォックス』シリーズの魅力が詰まった内容です。
Newニンテンドー3DSがあるとブレにくい画面でより楽しめます。
RPG / アドベンチャー 編
ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D
1998年にNINTENDO64で発売された名作『ゼルダの伝説 時のオカリナ』のリメイク作品。ゼルダシリーズ初めて3D化が実現したタイトルで、「少年期」と7年後の「青年期」を行き来しながら進行するストーリーや3Dに進化したマップやダンジョンなど遊びごたえも充分。元々据置型ゲーム機用ソフトだったこともあり、じっくり腰を据えて楽しむことができます。
グラフィックやBGMも3DS用に改良されていて、思い出を壊さない良リメイクとなっています。
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D
『時のオカリナ』のあと、2000年にNINTENDO64で発売された『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』のリメイク版。『時のオカリナ 3D』と同様に、グラフィックは64版のイメージを損なわない形でリファイン(立体視にも対応)。
3DSのボタン配置に合わせて操作方法が見直されていたり、ゲームバランスの調整、団員手帳の機能一新、セーブスポットなど遊びやすく進化。釣り堀もオープンしました。
月が落ちるまでの3日間を繰り返すなかで繰り広げられる、シリーズの中でも独特の濃いゼルダ体験が3DSで蘇ります。
ゼルダの伝説 神々のトライフォース2
スーパーファミコンで発売された、見下ろし型2Dゼルダの金字塔『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』の続編という形で発売されたタイトル(ちなみに海外タイトルは『The Legend of Zelda: A Link Between Worlds』で、直接のナンバリング続編にはなっていません)。『神トラ』世界から長い年月が流れた「ハイラル」とその対となる世界「ロウラル」という世界を舞台に、世界を救うためリンクが冒険します。
本作では「ゼルダのアタリマエの見直し」が一部行われていて、ダンジョンの攻略順序は各プレイヤーの判断に委ねられるようになりました。「壁画」になって壁の中を移動する新能力や、3DSの立体視を活かした、高低差を使った謎解きも盛り込まれています。
ゼノブレイド
2010年に Wii で発売され絶賛された RPG『ゼノブレイド』の移植タイトル。巨神と機神、2つの神の骸の上を舞台に壮大な物語が描かれるSFファンタジー作品です。オープンワールドスタイルの広大なフィールド、アツい展開が待っているストーリー、最高のBGM、キャラクターが喋りまくるバトル、豊富なサブクエストなどのやりこみ要素など圧倒的ボリューム。
Newニンテンドー3DSシリーズ専用なので、旧ニンテンドー3DS/3DS LL/2DS では遊べません。
ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち
https://youtu.be/CR0gw3f0fOk
2000年にプレイステーション専用ソフトとして発売された『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』のリメイク作品。クリアまでのボリュームはシリーズ最大級で、「石版」集めの際に描かれる細かなエピソードも盛り沢山。当時、テレビの前に座り続けるのは大変でしたが、携帯機の3DSなら細切れの時間を利用して遊ぶことができ、それと石版システムがなかなか相性が良い。
「移民の町」や「モンスターパーク」「カジノ」など本筋以外に遊べる要素もたっぷり。
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
誕生から30周年を迎え、新たな原点として発売された11番目の冒険『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』。PlayStation 4 でも発売されていますが、3DS版は3Dモードと2Dモード、2種類のグラフィックを楽しめる点やすれちがい通信機能を活かした遊びが盛り込まれている点がポイント。
過去作品へのオマージュがたくさん用意されていて、これまでドラクエシリーズを遊んできたファンにとっては集大成的な作品であると同時に、初めてドラクエに触れる人にとってはこの世界の入り口になる良作。
モンスターハンター ストーリーズ
ハンティングアクション『モンスターハンター』の世界で繰り広げられるRPG。『モンハン』シリーズでおなじみのモンスターたちが「オトモン」と呼ばれる仲間キャラとして登場。プレイヤーとともに戦います。ターン制のバトルシステムが採用されていて、じゃんけんのように「3種類」の攻撃を使い分けて敵を攻撃。難しいシステムを覚える必要なく、ワクワクするストーリー展開を楽しむことができます。
食わず嫌いはもったいない。モンハン好きならずとも楽しめる、質の高いRPGです。
ファンタジーライフ LINK!
『ファンタジーライフ LINK!』は、自分だけのアバターを作り、ファンタジー世界の中で生活するRPG『ファンタジーライフ』にオンライン要素を強化するなどした新バージョン。『ファンタジーライフ』を持っている場合は「LINK! キット」を購入することで、『ファンタジーライフ LINK!』と同等の機能にアップデートすることができます。
通常のRPGのように世界を救う冒険の旅に出たり、のんびりと生活をしてもいい自由度の高さ。職業は12種類用意されていて、それぞれが個性的。
ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル
『ブレイブリーデフォルト』は、スクウェア・エニックスから発売された新規RPG。そこへ、ユーザーの声をもとに100を超える改善や新システムの搭載、品質向上などを施した完全版が『ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル』です。装備や魔法、アイテム、ジョブなど『ファイナルファンタジー』シリーズに通じるわかりやすさがあり、またターン制のバトルやセーブポイントなどもあって、携帯機として遊びやすく丁寧な仕上がり。
倍速モードやエンカウント率の調整も搭載されていて、時間がない人にも遊びやすく。
ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン
南国「アローラ地方」を舞台に、「集める」「育てる」「バトルする」「交換する」ポケモンを巡る新たな物語が幕を開けたポケットモンスター サン・ムーン』のもう一つの物語、というか『サン・ムーン』からのマイナーチェンジ版。サブイベントの追加により、「アローラ地方」をより深く楽しめるようになりました。『サン・ムーン』とお好きな方を。
ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア
2002年にゲームボーイアドバンスで発売された『ポケットモンスター ルビー・サファイア』のリメイク作品。ゲームシステムは『X・Y』が基となっていて、「メガシンカ」に迫る新たなストーリーや「ゲンシカイキ」などの新要素が導入。懐かしさだけではない新しいルビサファの世界で遊ぶことができます。
ポケモンの強さではなく魅力を競う「ポケモンコンテストライブ!」や、アイテムを飾って自分のこだわり空間を作ることができる「スーパーひみつきち」を友達と共有したり、ポケモンと絆を深める「ポケパルレ」などやりこみ要素も満載。
イナズマイレブン1・2・3!! 円堂守伝説
『イナズマイレブン1・2・3!! 円堂守伝説』は、ニンテンドーDSで発売された『イナズマイレブン 1〜3』の全6タイトルを(イナズマイレブン、イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザード、イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー/ジ・オー)、これ1本で遊べるお買い得な作品。
円堂守を中心とした熱血青春ストーリーが描かれるシリーズ3作品6タイトルを、3DS向けにクオリティアップしたグラフィックでたっぷり楽しむことができます。ゲーム&TVアニメのテーマ曲を全曲収録した「イナズマミュージアム」も収録されています。
ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵
https://youtu.be/14a-fORIrek
『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』は、2001年にゲームボーイカラーで発売された『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵』のリメイク作品です。オリジナル版当時は『ルカの旅立ち』『イルの冒険』という2バージョンで発売されましたが、3DS版は1本で展開。
登場するさまざまなモンスターを仲間にし、育成するRPG『ドラゴンクエストモンスターズ』の第2弾で、主人公は「ルカ」と「イル」という2人の幼い兄妹。マルタの国と異世界を行き来しながら冒険を進めます。
強いパーティを作るため、モンスター同士をかけあわせてさらに強力なモンスターを生み出す「配合システム」に加えて、モンスターに装備させられる武器を鍛える「鍛冶屋」、3DS版での新要素として、自分好みにモンスターの見た目をデザインできる「モンスターパートナー(通称 “モントナー”)」を作り出すこともできるようになりました。通信を利用した対戦プレイや交換も。
登場モンスター数は『ドラクエX』からの参戦も含めて全800種以上。3DS版で初登場となる巨大モンスターも多数収録されます。
ポケモン超不思議のダンジョン
ポケモンたちの世界観で展開する『ポケモン不思議のダンジョン(ポケダン)』シリーズの第5弾。ランダム生成ダンジョンに何度もチャレンジする、いわゆるローグライクと呼ばれるジャンルのRPG。『ポケモン超不思議のダンジョン』発売当時までに発見されている、720種類すべてのポケモンが登場することが1つの特徴となっています。フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメから幻のポケモン・フーパまで、すべてのポケモンが登場します。
これまでの“掲示板”に代わる新機能として「つながりオーブ」が搭載。ポケモンたちの関係が分かりやすく、目当てのポケモンを見つけやすくなりました。ストーリーも笑いあり涙あり、最後まで飽きさせません。
ローグライクRPGを遊びたい、いつもとは一味違うポケモンゲームを遊びたい時に。
真・女神転生IV FINAL
アトラスの人気RPG『真・女神転生』のナンバリング第4作目『真・女神転生IV』の世界観を基にした続編が『真・女神転生IV FINAL』です。物語は『IV』の終盤からスタートし、『IV』とは異なるストーリーが描かれていきます。ちなみにファイナルとは『IV』の集大成という意味。
ゲームの舞台は西暦203X年の閉鎖された東京。「一神教vs多神教」という神々たちによる最凶の戦争に巻き込まれた主人公である“あなた”は「人類存亡をかけた選択」を迫られることになります。
敵の悪魔を仲間(仲魔)にし、育成するだけでなく、悪魔同士を合体させることでより強力な悪魔を生み出せる「悪魔合体」、プレスターンバトル、パートナー、周回プレイなどやりこみ要素も満載です。仲魔にできる悪魔は約400体以上。
ダークな世界観であるものの、そこがまた魅力の1つ。
世界樹の迷宮V 長き神話の果て
タッチペンを使って3DSの下画面に地図を描きながらダンジョンを攻略する3DダンジョンRPG『世界樹の迷宮』シリーズの第5弾(リメイクも含めると7作目)。ダンジョン探索とマッピング、歯ごたえあるバトルを楽しめる点が注目され、人気シリーズとなっています。
4つの種族と10の職業から自由に外見を決められるほか、髪の色、目の色、肌の色、ボイスに至るまでを変更可能。より自由なキャラメイクができるようになりました。「二つ名」や「転職」もキャラメイクの幅を広げる要素として登場しています。
ドラゴンボールフュージョンズ
対戦アクションが人気の『ドラゴンボール』ゲームシリーズですが、『ドラゴンボールフュージョンズ』は、『ドラゴンボール』世界のキャラクター達を「探して」「集めて」共に冒険する、原作にも登場する能力 “フュージョン” がテーマとなっている収集育成型のRPGです。
ドラゴンボールすべての宇宙・時代が融合(フュージョン)した、新しいドラゴンワールドが舞台。プレイヤーは自分のアバターを作成し、この世界で開かれる「時空一武道会」で優勝するため、仲間を集める冒険へ旅立ちます。
バトルは最大5人vs5人のチーム戦。戦った敵は仲間にすることができ、フュージョンでさらに強い戦士を作り出していきます。悟空とブロリー、ベジータとトランクスなど、原作ではあり得なかった夢のフュージョンもこのゲームなら見ることができます。
登場キャラは初代『ドラゴンボール』や『ドラゴンボールZ』から『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール超』まで、複数作品から人気キャラクターたちが参戦しています。
逆転裁判123 成歩堂セレクション
2001年にゲームボーイアドバンスで誕生した法廷バトルアドベンチャー『逆転裁判』シリーズ。裁判に必要な手がかりを集める「探偵パート」と、見つけた情報や証拠品をもとに証人の「ウソ」や「ムジュン」を暴き、被告人を弁護する「法廷パート」を交互に進行させ、事件の真相を明らかにしていきます。
この『逆転裁判123 成歩堂セレクション』は、「法廷バトル」というジャンルを確立した、弁護士・成歩堂龍一を主人公とするシリーズの原点である初期3作品を1本にまとめた作品。
グラフィックが高解像度化しているほか、立体視にも対応。3作品とも英語版も収録されています。
大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-
『逆転裁判』シリーズからもう1本。舞台を19世紀末の日本と倫敦(ロンドン)へと移し、弁護士を目指す若き大学生の成歩堂龍ノ介(成歩堂龍一のご先祖様)と、名探偵シャーロック・ホームズによる「共同推理」を行います。英国の法廷では、ロンドン市民から無作為に選ばれた6人の陪審員が加わります。日本の法廷とは一味違った法廷バトルを楽しめます。
『大逆転裁判』シリーズは2作品発売されていますが、1と2は前後編という位置づけで、モヤッとする伏線を2で回収していきます。
シミュレーション 編
ファイアーエムブレム 覚醒
『ファイアーエムブレム 覚醒』は、シリーズの存続がかかっていたことから、フリーマップやマイユニット、子世代の登場など、過去作品で好評だった要素を積極的に盛り込んだ、ニンテンドー3DS初にして最後になるかもしれなかったロールプレイングシミュレーションゲーム『ファイアーエムブレム』の集大成的作品(当時)です。
この作品での新システムとして「デュアルシステム」や立体視への対応があり、豪華声優による本格的なキャラクターボイスも収録されました。難易度は抑えめに。
結果的に、この『FE覚醒』は国内でのヒットだけでなく、海外では最も売れた『ファイアーエムブレム』となり、最後の作品どころかシリーズの転機に。コア層にも訴求する、任天堂の戦略的なタイトルの1つとして大きく飛躍しました。
ファイアーエムブレムif
『ファイアーエムブレムif』は、老舗ロールプレイングシミュレーション『ファイアーエムブレム』シリーズのニンテンドー3DS展開第2作目。
『if』の世界は白夜王国と暗夜王国という2つの大国が争う世界が舞台となっていて、プレイヤーはどちらの国につくかをまず選び、ストーリーを進めていくことになります。選ばなかったもう一方の国のストーリーは、DLCとして購入可能。またどちらの勢力にもつかない「第3のストーリー」もDLCとして配信されています。
トモダチコレクション 新生活
「Mii (ミー)」と呼ばれるアバターを作成し、小さな島で生活する様子や人間模様を観察する、ちょっと不思議なコミュニケーションソフト。身の回りの家族や友人をモデルにした Mii を作って住まわせると、一層楽しめます。
今回は結婚した2人の間に子どもが生まれることも。
Miitopia (ミートピア)
『Miitopia (ミートピア)』もアバター「Mii」たちを登録して楽しむ「みまもりシミュレーション」ゲーム。主人公や仲間はもちろん、町の住民、王様、お姫様、そして大魔王まで全ての登場人物を好きな「Mii」に設定することができる、Miitopia という世界が舞台。Mii 主体のゲームらしく、コミュニケーション要素もあり、身の回りの人を Mii で作って登録することで一層楽しむことができます。トモコレから連れてくることもできます。
とびだせ どうぶつの森 amiibo+
現実と同じ時間が流れている、どうぶつたちが暮らす世界で、自由気ままにスローライフを楽しむことができるコミュニケーションソフト。『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』でプレイヤーは、どうぶつたちが住む村の村長となって、公共施設を設置したり、村のルールを決めたりなど村作りも行うことができるようになりました。
これにより家の中だけでなく、村全体も、よりプレイヤーの個性が反映されるように。
また「amiibo+」アップデートによって遊びがさらにプラス。オートキャンプ場がオープンし、普段村ではなかなか出会えないどうぶつたちがキャンピングカーに乗ってやってきて、持ち主こだわりのインテリアを見たり、めずらしい行動を見たりすることができます。
amiiboカメラで思い出の写真を撮って楽しむことも。
ポケットサッカーリーグ カルチョビット
『ポケットサッカーリーグ カルチョビット』は、サッカーチームの監督となって弱小チームを全国レベルのチームに育てるシミュレーションゲーム。国内最高峰の「N1リーグ」と「ジャパンカップ」、さらに世界一を決める「ワールドカルチョクラシク」、夢の三冠制覇を目指します。制作は『ダービースタリオン』でおなじみ薗部博之氏のパリティビット。
試合で見つかった課題をもとに選手を特訓し、選手を育成。相手チームに合わせた戦術を指示してチームを勝利に導く。そこで出た課題をもとにまた特訓と「試合」→「特訓」→「戦術」を繰り返してチームを強化していきます。
ドット絵で動くキャラクターたちがなぜだかリアルに見えてくる、感情移入して愛着が湧く不思議なソフト。
リズムアクション 編
リズム天国 ザ・ベスト+
「リズムにノって、ボタンを押すだけ」の簡単シンプル操作で誰でも楽しめる『リズム天国』のベスト盤です。初代ゲームボーイアドバンス版からニンテンドーDS版、Wii版のベストセレクションになっているほか、『ザ・ベスト+』向けに新作リズムゲームも多数収録されています。
懐かしのリズムゲームでも新曲が用意されていたり、リミックスも収録されています。耳に残る曲ばっかり。特に「しわけ」が好き。「いくぜぃ!!!」
シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール
『ファイナルファンタジー』の楽曲を用いたたリズムアクションゲーム『シアトリズム ファイナルファンタジー』の完全版的続編。
ほぼ全ての曲が前作から引き続き収録されているのに加え、『FFX-2』『LRFF13XIII』といったナンバリングの外伝作品や『FFUSA』『FFT』『FFCC』『FF零式』などの派生作品の楽曲も多数収録。追加コンテンツとして『ロマンシング サ・ガ』『聖剣伝説』『クロノ・トリガー』『ゼノギアス』など『FF』以外のシリーズ曲も配信されています。
リズムアクションにRPGの演出が融合しているのが特徴の1つで、60名以上登場するキャラクターをレベルアップさせたり、アビリティを付け替えたりといったカスタマイズ要素を楽しむことができます。バトルシーンのような画面で進む BMS (バトル ミュージック ステージ) と呼ばれるパートでは、上手く演奏すると敵を攻撃し、ダメージを与えることができたり。レベルアップ時など様々な部分に『FF』らしいネタが仕込まれていて、シリーズのファンならニヤリとできるネタが満載なのもファンアイテムとして嬉しいところ。
太鼓の達人 ドコドン! ミステリーアドベンチャー
『太鼓の達人 ドコドン! ミステリーアドベンチャー』は、『太鼓の達人3DS』シリーズ最大ボリュームとなっていて、アニメやJ-POP、ボーカロイド、ゲームミュージックなどから人気曲70曲以上が収録されています。
『太鼓の達人3DS』シリーズではおなじみとなった冒険モードもパワーアップして搭載。世界中のミステリースポットをどんちゃんたちと冒険します。新たに「マルチプレイモード」が登場し、通信プレイで最大4人まで遊ぶことができます。
レース / スポーツ 編
マリオカート7
マリオたちキャラクターがカートレースを繰り広げる、定番人気アクションレースゲーム『マリオカート』シリーズの第7弾。
『7』では地上だけでなく空や水中もコースの一部となり、コースの幅が大きく広がりました。それに伴い、好みに合わせカートのパーツをカスタマイズできるようになったり、新たに「ドライバー視点」も登場しています。
グランプリやタイムアタックといった1人用モードのほかに、ふうせんバトルやコインバトル、VSでマルチプレイが可能。皆でワイワイ楽しむことができます。登場キャラクターは全部で17人(Miiを含む)、コース数は計32コースと、なかなかのボリュームがあります。
というわけで、「本当に面白い ニンテンドー3DS の名作ソフト」という話題でした。2011年2年の発売開始からたくさんのソフトが発売され、名作も数多く登場しています。お気に入りの1本を探してみてください。