任天堂株など日本のゲーム企業株の買い増しを検討していると報じられたサウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)ですが、逆に保有比率が7.54%に低下していることが確認されました。PIFが同日付で関東財務局に提出した変更報告書から判明したもの。直近では8.58%の保有率でした。
変更報告書によると PIF は、2024年8月21日から10月1日にかけて、任天堂の株式 0.02〜0.17%を、市場内で計28回売却。保有目的は純投資とされます。
PIF 傘下のサビー・ゲームズ・グループの副会長を務めるファイサル・ビン・バンダル王子(フェサール王子)は、任天堂をはじめとするゲーム企業に対する投資について「友好的な買い増しを目指す」と述べていました。