ヴァニラウェア、『ユニコーンオーバーロード』開発でも(いつものように)資金が不足


ユニコーンオーバーロード キービジュアル

 

プロジェクトのたび予算を目一杯使い開発資金が底をつくことで知られるヴァニラウェアですが、最新作の『ユニコーンオーバーロード』でも同じ状況に陥っていたようです。

ヴァニラウェア代表取締役の神谷盛治氏は同社の公式X(旧Twitter)への投稿で、「今回も開発費が尽き、ヴァニラウェアは毎度の持ち出し自転車操業」とコメントしています。

恒例の資金難に

https://twitter.com/vanillaware_boy/status/1765573090157699183

『ユニコーンオーバーロード』はヴァニラウェアならではの高精細なグラフィックとキャラクターによる世界観で展開する、自由度の高いフィールド探索と新機軸のシミュレーションバトルが描かれるファンタジーシミュレーションRPG。“1990年代(16-bit時代)のシミュレーションRPGを掘り起こす” をテーマに企画立案から 10 年をかけて完成(ただし、10 年ずっと開発し続けていたわけではない)。発売を迎えました。

内容には自信

プログラマーの大西氏によると『ユニコーンオーバーロード』は、ヴァニラウェア開発タイトルとしては最大のコンテンツ量を誇るタイトルになっています。それだけの熱量が注ぎ込まれた野心的なタイトルゆえか、今回もヴァニラウェアの資金は厳しいものに。しかしその甲斐あって内容は自信を持てるものとなっているようで、神谷氏は「作品の出来は完全版どころか実質”3”…10年の葛藤は伊達ではない!貫いた野間君の理想。ご堪能あれ」ともコメントしています。

アトラス×ヴァニラウェアが贈る『ユニコーンオーバーロード』は Nintendo Switch / PlayStation 5 / PlayStation 4 / Xbox Series X|S で2024年3月8日発売。製品版にセーブデータを引き継げる「序盤まるごと体験版」も無料配信されており、約 5 時間ほどのボリュームを楽しむことができます。

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