ゲームキューブ用ソフトとして発売された『ゼルダの伝説』シリーズの1つ『ゼルダの伝説 風のタクト』は、トゥーンレンダリングで描かれたアニメ調のグラフィックが特徴で、表情豊かな通称猫目リンクが冒険する物語でした。
リンクだけではなく、他のキャラクターも敵キャラ含めて表情豊かで、アニメ調なのに世界全体が生き生きとしています。光や音への拘りも素晴らしい。
GC時代の任天堂は納期優先で進行していたためか、『スーパーマリオサンシャイン』と同じように終盤の内容をカットされたように見えるところがあるので、そこは残念だったなあ。後半の「タライとホース」集めは面倒なだけで、ここを越えるのがゲーム内で一番しんどかったし。
ただ、そうはいっても風タクのグラフィックや世界観はシリーズ1といってもいいくらい大好き。おばあちゃん子にはたまらない導入だったり演出だとかね。それだけに、やっぱり後半部分が気になってしまうんだけど。
でもなんだかんだいいつつ、写し絵の箱DXで写真を撮りまくって、ニテン堂のフィギュアを全部集める程度には楽しみましたよ。適度に忘れた頃にのんびりとこの世界に戻ってきてカシャカシャ写真撮ってたのがいい感じ。猫目リンクは携帯機で活躍中だけど、据置でまた猫目リンクの活躍を見たいなあ。
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