『マリオ + ラビッツ』コンポーザーがシリーズの仕事を終えたと報告


 

コンポーザー Grant Kirkhope 氏はツイッターで、『マリオ + ラビッツ』シリーズの仕事を完了したことを報告しています。『マリオ + ラビッツ』は Ubisoft が手掛ける、同社のキャラクター「ラビッツ」と任天堂の「マリオ」とのコラボレーションシリーズ。マリオとラビッツが力を合わせ、ターン制バトルで敵と戦うシミュレーションアドベンチャーゲームです。

2017年に第1作目『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』(Mario + Rabbids Kingdom Battle)が Nintendo Switch で発売。異色のコラボタイトルの成功を受けて続編『マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル』(Mario + Rabbids Sparks of Hope)が開発規模を拡大して制作され、2022年に Nintendo Switch で発売されました。Kirkhope 氏は両タイトルでコンポーザーを担当しています(ギャラクシーバトルでは Gareth Coker 氏や下村陽子氏も参加)。

Kirkhope 氏はツイッターで 8 年間続いたマリオ向け音楽制作が終了したことを報告。「とても素晴らしい時間だった。寂しくなるね」と付け加えています。

『マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル』はメディアからもプレイヤーからも評価は高評価。一方でセールス的には伸び悩みました。Ubisoft にとっても想定外だったようで、同社 CEO の Yves Guillemot 氏も不振は “驚いた” とコメントしています。

シリーズの続編展開は不明ながら、『マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル』向け追加コンテンツの開発は継続。2023年3月には新たなゲームモード「ドリ~ム・オア・ドゥーム!」を含む追加コンテンツ第2弾が配信されたほか、2023年内には「新ストーリ1」を含む追加コンテンツ第3弾が、2024年内には「新ストーリー2」を含む追加コンテンツ第4弾は配信予定となっています。


share