『ソリティ馬 Ride On!』はスイッチなど他機種へ移植の可能性も否定しないがまずはApple Arcade版に注力


ソリティ馬 Ride On! Pocket Card Jockey: Ride On!

 

『ポケットモンスター』シリーズのゲームフリークが開発する、トランプの定番「ソリティア」をプレイして馬を走らせる競馬ゲーム『ソリティ馬』シリーズの最新作『ソリティ馬 Ride On!』が、2023年1月21日に Apple Arcade でリリースされました。

第1弾は2013年にニンテンドー3DSで発売。奥深いゲーム性とゆるいキャラクターから繰り出されるユーモア、新機軸の競馬ゲームとしてスマッシュヒットを記録しました。第2弾はスマホに進出し、2014年に(iOS/Android)で基本プレイ無料(Free-to-Play、F2P)ソフトとしてリリース。しかしゲームをF2Pのビジネスモデルにうまく適応させることができずにこれは失敗。

2023年、Apple Arcade で提供されるゲームのひとつとして第3弾が登場しました。

Apple Arcade は定額制のゲームサブスクリプションサービス(月600円など)。広告も追加の課金もないため、開発者は射幸心を煽るマネタイズポイントを意識することなく、ゲームの楽しさを磨き上げることに集中できます。プレイヤーも安心して遊ぶことができます。

実際『ソリティ馬 Ride On!』のゲーム体験は初代『ソリティ馬』に近いものに。とはいえ移植ではないので、レース中の演出が強化されているなど、完成されたゲーム性はそのままに、新作としてしっかりパワーアップ。チュートリアルも充実していてはじめて触れる人へのフォローもしっかり。

また今後、アップデートで追加される要素も検討されているとのこと。ディレクターの田谷正夫氏は「まずはユーザーからの反応を見て、遊びやすくて面白いコンテンツを追加していくことに注力したい」と語っています。

まずは Apple Arcade 版に注力といったところですが、ゲーフリ開発ということでニンテンドースイッチへの移植も気になるところ。田谷氏は他機種での展開も否定しません。「反応を見て、それから次のステップを考えたい」ということです。


この記事をシェアする