【ポケモンSV】英国で2022年最も大規模な初週セールスを記録(パッケージ版売上)


ポケットモンスター スカーレット・バイオレット

 

11月18日、『ポケットモンスター』シリーズとして初のオープンワールドRPG『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が発売されました。雄大な自然が広がるパルデア地方を舞台にした新しい冒険がついにはじまりました。

いちはやく GfK の週間チャートが発表される英国では、英国における 2 大人気シリーズ最新作の『FIFA 23』や『Call of Duty: Modern Warfare 2』を上回る大規模なローンチとなったようです(パッケージ版の売上)。

2022年最大ローンチ(パッケージ版の売上として)

発表によると『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』は英国において、2022年最大のローンチセールスを記録。それまで最大だった『FIFA 23』を4%上回っているということです。ポケモン本編としては 2016 年にニンテンドー3DSで発売された『ポケットモンスター サン・ムーン』に次ぐ歴代 2 位の販売規模。2016 年はちょうど『ポケモンGO』が世界的な社会現象となっていた時期と重なっており、ポケモンシリーズには例年以上の注目が集まっていました。

ただ平均販売価格が上昇したことで、売上高においては『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が『ポケットモンスター サン・ムーン』を上回りました(『サン・ムーン』が35ポンドだったのに対して『スカーレット・バイオレット』は48ポンド)。

バージョンごとの売れ行きをみると、『バイオレット』が52%、『スカーレット』が42%、2本セットにした『ダブルパック』が残りの6%を占めました。

Nintendo Switch で発売された以前のポケモンシリーズとの比較では、2019 年発売の『ソード・シールド』から25%増加。2021年発売のリメイク『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』から 70% 増加しました。また 2022 年 1 月の『Pokémon Legends アルセウス』から56%増加しています。“本編RPG完全新作”“オープンワールド”の訴求力は別格のようです。

週間トップ10(11/14〜11/20)

  1. (–) ポケットモンスター バイオレット
  2. (–) ポケットモンスター スカーレット
  3. (3) FIFA 23
  4. (1) God of War Ragnarok
  5. (2) Call of Duty: Modern Warfare 2
  6. (–) ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ダブルパック
  7. (7) Horizon: Forbidden West
  8. (5) マリオカート8 デラックス
  9. (6) Nintendo Switch Sports
  10. (4) ソニックフロンティア

スイッチ本体の販売台数も今年最大規模に

ポケモン最新作のローンチは、6 度目の年末商戦を迎える Nintendo Switch の売上も押し上げました。GfK によるとこの週のスイッチ本体の売上は有機 EL モデルを中心によく売れ、前週比で62%増加。スイッチ本体の販売台数としては 2022 年最大の販売規模となりました。


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