日本では2022年12月2日発売の Nintendo Switch ソフト『マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル(Mario + Rabbids Sparks Of Hope)』。Ubisoftのキャラクター「ラビッツ」と任天堂の「マリオ」とのコラボレーションタイトル第2弾です。前作『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』の成功を受けて開発規模もスケールも巨大になっているようですが、今回はマルチプレイモードは搭載されず、シングルプレイに特化したゲーム体験となっているようです。
『マリオ+ラビッツ』新作はシングルプレイ専用のゲーム体験に
『マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル』はマリオとラビッツたちが宇宙を冒険しながらターン制バトルで戦うシミュレーションアドベンチャーゲーム。3人1組でチームをつくり、バトルステージ内を自由に移動しながら敵チームと戦い勝利を目指します。
物語の舞台はキノコ王国から広大な宇宙へと広がり、開発規模も巨大に。要素すべてがパワーアップ……とはなりませんでした。前作用意されていた豊富なマルチプレイ(協力&対戦プレイ)用コンテンツは搭載されず、今作では 1 人用になっています。
リードプロデューサーを務める Xavier Manzanares 氏は『マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル』でのマルチプレイ要素について、実装されないことを認め、その理由を次のように説明しています。
「開発の半ば頃に今回はソロ体験にフォーカスしようと決めました。オリジナルのコンセプトから多くのものを盛り込む中で、さまざまな要素が見えてきます。そしてそのバランスをとるためにこの刷新されたシステムでは、ソロプレイの側面にフォーカスしたいと考えるようになりました。非常に重要なことです。方向性が定まっていないとあらゆる面でバランスが悪くなり、いつまで経っても完成しないゲームになってしまいます。だから開発中にそうしようと決めました」
マルチプレイ非搭載を残念がる声はあるものの、その分シングルプレイを充実させてくれれば問題ないという意見も多くみられます。
アップデートで追加される可能性も
けれどもすべてのアップデートが完了した段階でもソロプレイ専用ゲームであるかどうかはまだわかりません。前作ではアップデートで協力プレイの拡張や対戦プレイモードが実装されました。
『マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル』では前作と同じように複数の追加コンテンツが配信予定。新たなストーリーや“新たなゲームモード”が含まれます。レイマンDLCも登場予定。