任天堂、パートナーシップ制度を導入。同性パートナー・事実婚カップルも社内制度では法律上の婚姻と等しい扱いに

任天堂 CSR 2022

任天堂は毎年行っている CSR 情報を更新し最新版を公開しています。

任天堂は「任天堂に関わるすべての人を笑顔にする」ために、CSRの活動推進に向けて、「お客様」「サプライチェーン」「社員」「環境」の4つの項目を、重点項目として設けています。

ページでは環境に対する取り組みやコロナ禍における社員へのサポート、社員向けのメンタルヘルスサポートなど4つの重点項目に関してさまざまな取り組みやその成果が報告されています。

任天堂、パートナーシップ制度を導入。同性婚や事実婚カップルを婚姻と等しく扱う

加えて今年は、「パートナーシップ制度」を導入したことが報告されています。同制度は2021年3月、どのような個性を持つ社員であっても、すべての社員一人ひとりがいきいきと気持ちよく働ける職場環境をつくりたいとの考えから導入された制度。

婚姻関係に相当する同性パートナーがいる社員を、社内制度において婚姻と等しく扱うというものです。事実婚関係にある異性カップルについても、社内制度において、法律上の婚姻と同等に扱われるということです。

日本では現在の法律上、同性婚は認められていませんが、任天堂の社内制度において、婚姻と等しく扱われます。また何らかの理由からパートナーと法律婚をしていない事実婚関係にある異性カップルについても、任天堂の社内制度において、法律上の婚姻と同等に扱われます。

また今回のパートナーシップ制度導入に加え社内のハラスメントに関する規程を改訂し、性的指向・性自認に関する差別的な発言や、いわゆる「アウティング」行為を明確に禁止したということです。

※「アウティング」とは、他人の性的指向や性自認を本人の了承なく第三者に公表すること。

なお任天堂は、以前から社員向けの行動規範において、「人種、民族、国籍、思想、宗教、信条、出身、社会的身分、社会的地位、職業、性別、年齢、障害の有無、性的指向、性自認等による差別や差別につながる言動をしません」と定め、あらゆる差別を禁止しています。

任天堂は今後も、社内制度の整備や研修の実施などを通じて、さまざまな個性を持つ社員一人ひとりが最大限に能力を発揮できる環境づくりを続けていくとしています。

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