【NPD】2021年8月の米ゲーム市場規模は8月として過去最大、『Madden NFL』は22年連続で1位デビュー

2021年9月20日

2021年9月21日

NPD グループから 2021 年 8 月の米国ゲーム市場規模が報告。新型ゲーム機の普及が進んでいるほか、コンテンツも伸びたことで市場全体も前年比で7％のプラス。8月として最大の43億7,000万ドルとなりました。外出規制が緩和された後も、アメリカではゲーム市場に対する支出が増え続けています。

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市場規模

2021年8月米国ゲーム市場規模

コンテンツ : 38億7,800万ドル（+5%）
ハードウェア : 3億2,900万ドル（+45％）
周辺機器・アクセサリ : 1億6,400万ドル（±0％）
合計 : 43億7,000万ドル（+7%）

※コンテンツにはコンソールやクラウド、モバイル、携帯機、PC、VRのパッケージ及びデジタルのゲーム本編、DLC/MTX、サブスクリプションが含まれます。
※モバイルの集計データはSensor Tower提供

2021年1-8月米国ゲーム市場規模

コンテンツ : 333億2,700万ドル（+11%）
ハードウェア : 29億9,700万ドル（+49％）
周辺機器・アクセサリ : 15億8,800万ドル（+12％）
合計 : 379億1,200万ドル（+13%）

ソフトウェア

8月の月間1位はマッデンシリーズ最新作『Madden NFL 22』が獲得。初月にして2021年の年間4位につけています。マッデンシリーズが1位でデビューを飾るのは、これで22年連続です。

2位につけたのは『Ghost of Tsushima』。7月の110位から急浮上を果たしました。これは『Ghost of Tsushima Director’s Cut』が PlayStation 5 / PlayStation 4 で発売されたことによるもので、新作ソフトを渇望する PS5 ユーザーの影響が大きかったということです。

新作に戻ると、4位にセガの『Humankind』がチャートイン。Amplitude Studios が開発する、ターン制の文明構築ストラテジーです。PC ソフトチャートでは1位、年間5位を獲得しています。

Nintendo Switch の販売が好調な任天堂は、ソフト販売でも存在感を見せています。任天堂は自社タイトルのデジタル販売データを外部に提供しておらず、そのため NPD のチャートにもデジタル販売分は反映されていません。にもかかわらず、任天堂タイトルは 8 月もチャートのほぼ半数を占めました。

任天堂タイトルのトップは『マリオカート8 デラックス』で6位。先月1位でデビューした『ゼルダの伝説スカイウォードソード HD』は7位につけました。

以下、11位に『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』、14位に『あつまれどうぶつの森』、15位『ポケットモンスターソード・シールド』、17位『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』、18位『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』、19位『マリオゴルフスーパーラッシュ』、20位『スーパーマリオパーティ』。