ファミ通は7月1日、任天堂が3月20日に発売を開始した Nintendo Switch ソフト『あつまれ どうぶつの森』について、パッケージ版の国内推定累計販売本数が500万本を突破したようだと発表しました(※ダウンロードカードおよび「Nintendo Switch あつまれ どうぶつの森セット」を含む。ダウンロード版の本数は含まない)。
この数字は Nintendo Switch 向けのパッケージ版ソフトとしては過去最高の売り上げであり、500万本突破も初。ニンテンドー3DSで発売された前作『とびだせ どうぶつの森』の累計販売本数510.9万本に早くも迫っています(ハッピープライスセレクションや『〜amiibo+』を含む)。
なお Nintendo Switch 本体(Nintendo Switch Lite を含む)の国内推定累計販売台数は1405万313台。パッケージ版のみでも装着率は35%を超えています。
あつ森、パッケージ版のみで500万本突破
ファミ通によると『あつまれ どうぶつの森』のパッケージ版売上は500万4,720本(集計期間 : 2020年3月20日 〜 6月28日)。
ここにはダウンロードカードや本体同梱版の販売分は含まれていますが、ニンテンドーeショップやマイニンテンドーストアから直接購入されたダウンロード版の売上は含まれていません。
あつ森は DL 版の販売比率が“非常に高い”
なお『あつまれ どうぶつの森』はダウンロード版の購入比率が非常に高く、任天堂いわく「Nintendo Switch ソフトウェアの中で過去に例のないデジタル販売⽐率を記録」(2020年3月期 決算説明会より)しています。
具体的には、主要販売地域である日米欧で約5割がダウンロード版を選択。もともと DL 比率の高いソフトであることに加え、ステイホーム期間であったことも合わさって非常に高いデジタル比率となっています。
発売開始当初のこの水準がこのままずっと続いていくなんてことはないでしょうけれど、集計に含まれていない分も加味した実際の販売本数は『ポケットモンスター』や『スーパーマリオブラザーズ』しか到達していない700万〜800万本の領域に達しているかもしれません。あるいは季節が一巡する頃には前人未到の数字になっているかも。