【比較】『ラスト レムナント リマスタード』Nintendo Switch版の特徴や他機種との違い


 

2008年11月に Xbox 360 ソフトとして発売されたスクウェア・エニックスのRPG『THE LAST REMNANT(ラスト レムナント)』のリマスター版『THE LAST REMNANT Remastered(ラスト レムナント リマスタード)』が、Nintendo Switch に対応。E3 2019 で発表され、即日、2019年6月11日より配信開始となりました。

販売形態はダウンロード版のみで、価格は4,378円(税込)。

『ラスト レムナント』は、2008年にオリジナル版が Xbox 360 でリリース。河津秋敏氏ら『サガ』チームが中心になって開発されたタイトルで、軍勢vs軍勢のバトルが展開するのが特徴。サガシリーズを感じられつつも、『サガ』とも『FF』とも『ドラクエ』とは異なる作品に仕上がっています。

リマスター版となる『ラスト レムナント リマスタード』は、オリジナルの Xbox 360 版から PC 版へ移植される際に追加された要素がすべて収録されていることに加え、ゲームエンジンの変更(Unreal Engine 3 → Unreal Engine 4)によりグラフィックが高画質化。テクスチャーの高解像度化やより高度な光源処理が実現しました。

「音声切り替え(日本語/英語)」「バトル倍速」「リーダーユニット数制限の撤廃」「バトルユニットの追加」「上級者向けモード」「DLC全収録」など様々な追加要素はスイッチ版でも網羅されています。今遊びやすいようシステム面も調整。

リマスター版ではさらに「フィールドの高速移動」も行えるようになり移動・探索が快適に。ダッシュのモーションも改善されました。

Nintendo Switch 独自要素はある?

Nintendo Switch 版は 2018 年に PlayStation 4 で発売されている『ラスト レムナント リマスタード』と同一内容が収録。独自の新要素などはありません。とはいえ 3 つのプレイモード(TVモード、テーブルモード、携帯モード)全てに対応しているので、テレビの前に縛られることなく、自由な体勢で遊べるのはスイッチならではの体験です。

Nintendo Switch 版のパフォーマンス

オリジナル版の解像度は 720p でしたが、2018 年に発売された PlayStation 4 版で1080pに向上しています。フレームレートも滑らかになりました。

Nintendo Switch 版のパフォーマンスは PS4 版よりはやや落ちるようですが、新たなゲームエンジンによりオリジナル版より高画質に描かれています。またフレームレートもおおむね30fps以上を維持。

テレビ画面で遊ぶのが中心であればPS4版、スキマ時間などを使ってもう少し気軽に遊びたいという場合はスイッチ版がオススメです。

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