任天堂 Wii 本体の修理受付が3月末日到着分を持って終了になります


 

任天堂は、2006年に発売した家庭用ゲーム機「Wii」(ウィー) について、本体の修理受付を“2020年3月31日到着分” をもって終了します。

Wii の修理サポート終了の理由について任天堂は、修理に必要な部品の確保が困難であるためと説明しています。

そのため、期日前であっても、修理に必要な部品の在庫がなくなった場合は修理できない場合があるとのこと。

Wii 本体 修理受付終了

受付終了日 ※修理品の到着期限

2020年3月31日

対象商品

Wii本体[RVL-001](※全色)

※Wii用の周辺機器については、在庫がなくなり次第、修理受付が終了となります。

2006年11月から12月にかけて世界各国で発売が開始された Wii は、リモコン状の無線コントローラー「Wiiリモコン」を使った振る・傾ける・ポインティングといった直感的な操作が可能な据置型ゲーム機。

任天堂はWiiリモコンによる新たなプレイスタイルや、そうした直感的な操作方法を導入した『Wii Sports』をはじめとする対応ソフトを次々と提案。

この取り組みは普段ゲームをしてこなかった層にも受け、最終的に世界1億台を超える、任天堂の据置型ゲーム機としては史上最大ヒットとなりました。

発売開始から6年後の2012年末に後継機種 Wii U が発売となり、その1年後の2013年に Wii は生産が終了。

「ニンテンドーWi-Fiコネクション」や「Wiiショッピングチャンネル」など、対応サービスも段階的に終了していくなかで修理サポートは続けられてきましたが、2020年3月、ついにそれも終了となります。

新作ソフトの発売もいよいよ途絶えることに。2017年に Nintendo Switch が登場し、Wii が2世代前の機種となっても『Just Dance』シリーズを Wii へ対応させ続けてきた Ubisoft。しかし2019年版の『Just Dance 2020』をもって Wii のサポートを終了する考えを表明しています。

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