『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の追加ファイター第5弾として『ファイアーエムブレム 風花雪月』の主人公「ベレト/ベレス」の配信が決定しました。
第4弾までは他社のキャラクターが続いていた『スマブラSP』の追加ファイター(ファイターパスで配信されるDLC)ですが、最後を飾るキャラクターとして任天堂から採用。『FE』シリーズからの参戦はこれで8体となり、『ポケモン』シリーズと並んで2番目の参戦数です。
最も多いのは『マリオ』シリーズで、「ドクターマリオ」やDLC「パックンフラワー」を含め計9体が参戦しています。
FE風花雪月から「ベレト/ベレス」が参戦
2019年7月に発売された『ファイアーエムブレム』シリーズ最新作の『ファイアーエムブレム 風花雪月』から、主人公「ベレト / ベレス」の参戦が決定しました。配信開始は2020年1月29日予定。ファイターパスがあれば追加料金なく受け取りが可能です。単品価格は662円(税込)。
『ファイアーエムブレム』シリーズは1990年にファミコンで第1作目が発売された、ターン制で進行するロールプレイングシミュレーションゲーム。
各ユニットは1人のキャラクターとして登場し、倒れたキャラクターは二度と復活しない、本当に失うという特徴を持っています。最近のタイトルでも、戦争に参加できなくなるなどという形でシステムが残っています。
『ファイアーエムブレム 風花雪月』は、Nintendo Switchで発売されたシリーズ17作目のタイトル。完全新作としては2015年にニンテンドー3DSで発売された『if』以来4年ぶり、据置型ゲーム機向けとしては2007年にWiiで発売された『暁の女神』以来12年ぶりのタイトルです。
3国入り乱れる『風花雪月』の物語は二部構成となっていて、前半の第一部は3つの国の若者が通う士官学校編、後半の第二部はその3国が相争う戦争編が展開されます。前半にどの国を選ぶかによって後半のストーリーが変化するシステムです。
その『風花雪月』の主人公「ベレト / ベレス」がスマブラに参戦(ベレトが男性、ベレスが女性)。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の追加ファイターとして登場します。
『ファイアーエムブレム』シリーズからはこれで8体目となり、『ポケモン』シリーズと並んで2番目の参戦規模となりました。桜井氏のコメントを思い出すと、ファイターパスの内訳はゲーム本編発売前に確定済。「ベレト/ベレス」はそもそも、登場作品『風花雪月』が評価される以前から選ばれたキャラクターだったのでした。
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前作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』でも『ファイアーエムブレム 封印の剣』の「ロイ」、そして新たに『ファイアーエムブレムif』から主人公キャラ「カムイ」が追加ファイターとして参戦。
復活組の「ロイ」はともかく、「カムイ」の参戦に関してはゲーム内には既に多くのFEキャラクターが参戦していたこともあり、必ずしも歓迎意見ばかりではありませんでした。
『スマブラSP』 “全員参戦” のため過去ファイターは全員収録。そこへさらにDLCでキャラクターが追加されたことで、結果的に『ファイアーエムブレム』はマリオシリーズに次ぐ大所帯となりました。
さらなるFEキャラ追加の是非はさておき、DLC単体として見ると今回もボリュームは凄いことになってます。新ステージ「ガルグ=マク大修道院」は市場から大広間、連絡橋、大聖堂という4つのエリアを通過するルートを表現。ゲストキャラも多数登場します。
収録楽曲は11曲。メインテーマは日本版と英語版両方が収録されています。
スピリッツボードも主要キャラを中心に追加。また購入特典として、歴代のFEステージが登場する勝ち上がり乱闘『紋章の系譜』を楽しむことができます。