ローンチこそ華々しい数字を残せたものの、その後はタイトル不足などにより失速しているWii Uですが、Warner Bros.は、任天堂はこの課題の解決に取り組むだろうと再生に期待を寄せています。
E3 2013においてもサードパーティのサポートは手薄で、任天堂自身もそれを理解し、多くの自社タイトルを積極投入することで、かつての3DSのように、Wii Uの勢いを取り戻そうとしています。
EAタイトルを筆頭に、マルチプラットフォームから外れる事も珍しくなくなってきている中、『Batman Arkham』シリーズなどで任天堂プラットフォームへのサポートを続けるWarner Bros.のプレジデントMartin Tremblay氏は、E3期間中のインタビューで、Wii Uへサポートを続けていく考えを明らかにしています。
「我々は、Wii Uを信じているんです。率直に言えば、誰もが上手くいくことを期待していると思いますよ。それが業界のためには健全な事ですから。
Wii Uは確かにスロースタートを切ったと思いますが、任天堂は問題の解決に取り組んでいるでしょう。スロースタートになったこと、それ自体が問題なのではなく、コンテンツ側にその多くがあるのだと考えています。そして任天堂は、E3 2013で多くの新コンテンツを披露し、それらによってWii Uは再度活性化していくだろうと考えています」
Warner Bros.は『Batman: Arkham Origins』のほか、『LEGO Marvel Super Heroes』や『Scribblenauts Unmasked』を任天堂プラットフォーム向けにも展開予定です。