【比較】『ウィッチャー3』Nintendo Switch版の画質や特徴、追加要素、他機種版との違い


 

フェイクではないかと思われた『The Witcher 3: Wild Hunt (ウィッチャー3 ワイルドハント)』の Nintendo Switch 移植情報ですが、E3 2019 にて Nintendo Switch 版となる『The Witcher 3: Wild Hunt – Complete Edition』が正式発表。

2019年10月15日に海外版が、2019年10月17日に国内版が発売されました。

『ウィッチャー3』は、ポーランドのデベロッパーCD Projekt REDが手がけるダークファンタジーの世界を舞台とするオープンワールド・アクションRPG。

2015年にPlayStation 4 / Xbox One / PCで発売され、累計2,000万本を超える大ヒットを記録しています(シリーズ累計では4,000万本超)。また2015年にはTGAを含む250以上のGOTYアワードを受賞。セールス面でも内容面でも2015年を象徴するタイトルの1つとなりました。

『ウィッチャー3』を動かすには相応の性能が必要になります。期待する声もあったものの、Nintendo Switch 展開は難しいのではないか?と考えられていました。海外ストアに商品情報が掲載されたときも、おそらくフェイクだろうと。しかし2019年、それは実現しました。

『バイオハザード7』や『アサシンクリード オデッセイ』のようなクラウドゲームではなく、スイッチ上で動きます。

Nintendo Switch 上で『ウィッチャー3』がどこまで動くのか?収録コンテンツは?

このページでは、Nintendo Switch 版の特徴や、他機種で発売されているバージョンとの違いについて紹介しています。

Switch vs. PS4 グラフィック比較

Switchへの移植は Saber Interactive(Halo: The Master Chief Collection、NBA 2K Playgrounds 2など)が担当。木の葉の密度・描画距離を変更したり、影のディテールの変更といった調整、解像度やテクスチャ品質の低下などはあるものの、CD Projekt REDと密接に協力し、Switch移植を実現しました。

公式からも解像度についてアナウンス。スイッチ版の解像度は携帯モード時は540p、TVモード時は最大720pの動的な解像度を採用しているそうです。フレームレートは最大30fps。

『ウィッチャー3』はPS4版でもフレームレートが安定しない場面があるほど重いタイトル。可変解像度を採用しているとはいえ、実際のゲームプレイで快適さが保たれるかどうかは気になります。

実際のSwitch版をキャプチャーしたというトレーラーでは良く動いているように見え、プレビューの評価も悪くありません。製品版でもしっかり動いています。

アップデートでより美しく、快適に

CD Projekt RED と Saber Interactive は、発売後も継続的にアップデートを実施。バージョン 3.6 ではオプションで細かく画質調整ができるようになるなど進化し、自分好みの見栄えや効果にオン/オフできるようになりました。

スイッチでもここまでできるという PS4 Pro 版との印象的な比較映像をどうぞ。

[nlink url=”https://t011.org/game/170757.html”]

画質設定

個人の好みに応じて画質の設定を以下のように細かく調整することができます。アンチエイリアスは重いのでオフにすることが多いかと思います。

画質設定 後処理(v3.6以降)

  • モーションブラー : オン / オフ
  • ぼかし : オン / オフ
  • ブルーム : オン / オフ
  • 鮮明化 : 高 / 低 / オフ
  • 被写界深度 : オン / オフ
  • カットシーン被写界深度 : オン / オフ
  • ライトシャフト : オン / オフ
  • 水中エフェクト : オン / オフ
  • 木葉視野範囲 : 高 / 中 / 低
  • アンチエイリアス処理 : オン / オフ

Nintendo Switch版の特徴・仕様

Nintendo Switch版となる『The Witcher 3: Wild Hunt – Complete Edition』の特徴について。『コンプリートエディション』には2つの拡張ストーリー「無情なる心」と「血塗られた美酒」や16のDLCを含む、『ウィッチャー3』に関連するすべてのコンテンツが収録されています。

メインストーリーとサブクエスト、さらに追加ストーリーを合わせると、150時間以上にわたる重厚な物語のボリュームに。Nintendo Switchなら家でも、外出先でも『ウィッチャー3』を遊ぶことができます。

日本語ローカライズ仕様や規制内容等はPS4・Xbox One版から変更ないとのこと。

ファイルサイズは約32GB。

PC版とセーブデータ共有

v3.6 の適用で、Steam/GOGで配信されているPC版とのセーブデータ互換(クラウドセーブ)に対応。進行状況を共有することができるよになりました。

Nintendo Switch版 The Witcher 3: Wild Hunt 商品概要

タイトル

The Witcher 3: Wild Hunt – Complete Edition (ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション)

メーカー

パッケージ版発売元 : スパイク・チュンソフト
ダウンロード版発売元 : CD PROJEKT RED

オリジナル版開発 : CD PROJEKT RED
Switch版移植担当 : Saber Interactive

発売日

2019年10月17日

価格

7,128円(税込)(パッケージ版・ダウンロード版)

ジャンル

オープンワールドアクション RPG

プレイ人数

1人

ファイルサイズ

約32GB

解像度(可変)

TVモード時 : 720p
携帯モード時 : 540p

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