Nintendo Switchソフト『ゼルダの伝説 夢をみる島』の発売日が2019年9月20日に決定しました。本作は、ゲームボーイソフトとして1993年に発売された同名タイトルのリメイク版。
嵐に巻き込まれ、一度入ると出られないといわれる「コホリント島」という島に流れ着いたリンク。住民との交流やフィールド・ダンジョン攻略を通じて不思議な島の謎を解き明かし、島からの脱出を目指します。
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独特のアートスタイルになった理由
ドット絵からフォトリアル、トゥーン、水彩画風などこれまでにも様々なアートスタイルが用いられているゼルダシリーズ。『ゼルダの伝説 夢をみる島』ではミニチュアのジオラマ世界を覗き込んでいるような、また新たな見た目にチャレンジしています。今回このようなアートスタイルが採用された理由について、総合プロデューサーの青沼英二氏は、次のようにコメントしています。
「オリジナル版は僕がまだゼルダを作る前の作品で、純粋にいちユーザーとして楽しんだんです。その当時、ゲームボーイの小さな画面から下に、広い世界が広がっているよなイメージで遊んでいました。その感覚を生かす形でチルトシフトという表現を採用し、ミニチュアのジオラマ世界を覗き込んでいるイメージになるように考えました」
今なぜ夢をみる島をリメイク?
『ゼルダの伝説』は、2017年発売の『ブレス オブ ザ ワイルド』が1,200万本を超える大ヒット。お約束に縛られていたゼルダのアタリマエを見直し、新しいゼルダを創り上げた傑作でした。そのBOTWが完成した今、なぜ任天堂は伝統的なゼルダに戻ることにしたのでしょうか(夢島はシリーズ4作目)。
青沼氏はまず「オリジナル版発売がすでに26年前であり、遊べるハード、機会が減っていることから、いつかはリメイクしようと考えていた」とコメント。
その上で、なぜこのタイミングになったのか?という事については「ゼルダの伝統的な遊びを変化させ、生まれ変わったBOTWを多くの人に遊んでもらった今だからこそ、『夢をみる島』のような伝統的なゼルダのゲームも新鮮に楽しんでもらえるのではないかと考えた」とコメントしています。
パネルダンジョン
リメイク版では新たに、「パネルダンジョン」という新要素が登場。
リメイク版ではクリアしたダンジョンの各部屋をパネルにして入手することができ、このパネルをお代に沿ってパズルのように組み合わせ、新しいダンジョンへとアレンジ。攻略するという新しい遊びです。
「パネルダンジョン」で作ったダンジョンは、ストーリーで経験したときとは異なる構造に仕上がり、クリアすると冒険に役立つアイテムをゲットできます。
amiibo
『ゼルダの伝説 夢をみる島』は『amiibo』に対応。夢をみる島バージョンのリンクのamiiboもソフトと同日(9月20日)に発売されます。
『amiibo リンク【夢をみる島】』をタッチすると、ダンジョンのパネルに強敵「シャドウリンク」が出現する罠を仕掛けることができます。
罠を設置すると難易度が跳ね上がるわけですが、シャドウリンクを倒してダンジョンをクリアすると、大量のルピーをゲットできます。
また、発売済み「amiibo ゼルダの伝説シリーズ」キャラクターすべてに対応。タッチすると、5枚あるamiibo専用追加パネルのうち1枚をもらうことができます。