Nintendo Switch で遊べる音楽・リズムアクションゲーム（音ゲー）を紹介。
流れてくるノーツをタイミングよく押すオーソドックスなスタイルのゲームから、独特の没入感を得られる、独自の遊び方を提案するユニークなスタイルのゲームまで、Nintendo Switch では多数のタイトルがリリースされています。
カジュアルに遊べるものから、ハイスコアを狙いストイックに深くハマれるもの。1人で遊んでも、皆で遊んでも楽しいもの。おすすめのタイトルをまとめました。
Nintendo Switch で遊べる音楽・リズムアクション
太鼓の達人 Nintendo Switchば～じょん！
『太鼓の達人 Nintendo Switchば～じょん！』は、タイトルとのまま、ゲームセンターでおなじみ “楽曲のリズムにあわせて和太鼓を叩くだけ” の和太鼓リズムゲーム『太鼓の達人』の Nintendo Switch 版。Joy-Con を太鼓のバチに見立てて振るフリフリ演奏で、簡単に演奏を楽しむことができます（ボタン操作やタッチ操作にも対応）。HD 振動にも対応していて、叩いたときの振動を直に感じることが可能。より臨場感を高める太鼓型の専用コントローラーも発売。ソフトに収録されている曲数は70曲以上。『スプラトゥーン2』や『星のカービィ』『スーパーマリオ』といった任天堂コラボも収録。追加配信曲をDLCとして別途購入することができます。
KINGDOM HEARTS Melody of Memory
『KINGDOM HEARTS Melody of Memory』はディズニーとスクウェア・エニックスとのコラボで人気の『キングダム ハーツ』シリーズ初のリズムアクションゲームです。開発は『シアトリズム』シリーズを手がけるインディーズゼロ。そのため本作のタイトルに“シアトリズム”は入っていませんが、らしい手触りを感じられるタイトルとなっています。登場キャラクターは20以上、収録楽曲は歴代KHシリーズやディズニー楽曲なども含めて140曲以上のボリューム。リズムアクションを楽しみながら、音楽で KH シリーズを振り返ることのできるタイトルです。
THUMPER リズム・バイオレンスゲーム
『THUMPER リズム・バイオレンスゲーム』は、タイミングに合わせてボタンを押すリズムアクションに、ジェットコースターのようなスピード感をミックスした、没入感あるリズム・バイオレンスゲームです。
プレイヤーは宇宙を飛ぶビートルとなって、ジェットコースターのようなレールの上を高速で駆け抜けていく疾走感・爽快感。シンプル操作ながら音ゲーとしてみると序盤から難易度は高めで死に覚えゲーの傾向あり。ただだんだん慣れてきて映像と音楽、操作がシンクロしていく感覚がたまらない。
サウンドはドラムとベースのみのデュオバンドとして知られる Lightning Bolt のベーシストかつ、『THUMPER』の開発スタジオ DROOL の創設者のひとりである Brian Gibson が担当。
VOEZ
『VOEZ』は、『Cytus』や『DEEMO』の Rayark が手がけるカラフルリズムゲームです。画面上部から流れてくるノーツを楽曲のリズムに合わせてタッチする、オーソドックスなシステムながら、『VOEZ』ではノーツが落ちてくるレーンが楽曲に合わせて増減したり左右に移動したりと、楽曲に合わせて変化。曲にノるだけでなく視覚的にも楽しみながらプレイできます。収録曲数は 160 曲。スマホ版で有料配信されている曲も無料アップデートで追加されており、課金なく楽しむことが可能。
配信開始当初はタッチ操作で遊ぶスタイル（携帯モード専用）でしたが、アップデートによりコントローラ操作に対応。「TVモード」や「テーブルモード」でも遊べるようになりました。
DEEMO
『DEEMO』は、画面奥から流れてくるノーツをタイミング良く押すオーソドックスなリズムゲームのシステムに、美しいファンタジー世界を組み合わせた、ファンタジーリズムゲームです。『VOEZ』や『Cytus』の Rayark が開発。
ピアノを中心とする美しい曲がたくさん収録されていて、鍵盤を弾くわけではないのだけれど、あたかも自分が演奏しているかのような体験ができる音ゲーです。インストゥルメンタルだけでなく、ボーカル曲もあったり、ポップス調やロック調のアレンジ楽曲など 200 曲以上が収録されています。ストーリーも必見。
携帯モードではタッチ操作ができ、弾いてる感アップ。2018年10月25日配信のアップデートにて、一部楽曲が『Nintendo Labo』の「ピアノToy-Con」で演奏できる専用ブック「Toy-Con Collection」が追加されました。選りすぐりの曲を演奏することができます。
Cytus α
『Cytus α』（サイタス アルファ）は『DEEMO』や『VOEZ』を手がける Rayark の処女作である音楽ゲーム『Cytus』をベースに、Nintendo Switch 向けに最適化。さらにオンライン対戦モードを収録するなどしたパーフェクトバージョンです。200曲を超える『Cytus』の全楽曲に加え、幻の『Chapter Ω』なども収録。
楽曲のリズムに合わせて浮き上がってくるノーツを、判定線と重なったタイミングで「TAP」「DRAG」「HOLD」を行うことでスコアをGET。独特の操作感や、ストーリーを楽しむことができます。
スイッチで配信されている他の Rayark × フライハイワークスタイトルと比べると価格がやけに高いのが難点。
AVICII Invector
『AVICII Invector』は、若くしてこの世を去った DJ・音楽プロデューサーの Avicii（アヴィーチー）が残した楽曲でプレイできる音楽ゲームです。最新アルバム「Tim」の楽曲を含む、「Wake Me Up」や「Levels」「SOS」「The Nights」「Hey Brother」など計35曲が収録。ビジュアライザーのような美しい近未来的空間を浮遊するホバークラフトを操作し、音楽に合わせてボタンを押したりレーンを移動したり、リングをくぐるなどして疾走。リズムを刻んでいきます。回転が混ざってちょっと混乱する場面もあるけれど、全体的にクリアまでの難易度は低め。難易度設定も用意されています。Avicii の EDM 曲にノりながら楽しめます。
Sayonara Wild Hearts（さよならワイルドハーツ）
『さよならワイルドハーツ』は、このタイトルのために書き下ろされたダニエル・オルセン氏によるオリジナルのポップなサウンドトラックを BGM にあわせて展開する、お洒落なポップアルバムビデオゲームです。開発はスウェーデンのインディースタジオ Simogo。楽曲制作にはスウェーデンのソングライター、ジョナサン・エング氏やシンガーソングライターでありチェリストとして知られるリネア・オルソン氏も参加。
タイミングよく左右に動いたりボタンを押すだけで気持ちよくなれる、遊べる映像作品。独特のビジュアル、ポップなエレクトロサウンドに惹かれたら買いです。幸せになれます。
ミスをしても少し前のポイントからすぐに再開されたり、なんならスキップできるのでクリアだけなら優しい。クリア後も通しでプレイしたりハイスコアを目指したり、やりこみ要素が用意されています。
サントラは Prime Music 対象に含まれているときがあるので、Amazon プライム会員は追加料金なしで聴けます。
Amazon Music – Sayonara Wild Hearts
ヘキサグルーヴ：タクティカルDJ
『ヘキサグルーヴ：タクティカルDJ』は、リズムやアクション、ストラテジーの要素を組み合わせた DJ シミュレーションゲーム。本物の DJ のように即興でループする曲をつないで、バーチャルな観衆を時間内にユーフォリア（陶酔）状態に誘い込むことが目的です。開発はスウェーデンのスタジオ Ichigoichie（151A）。
13種類のダンスジャンル・曲の組み合わせによって、様々な雰囲気の曲をシームレスに表現。プレイを重ねていくと、新しい音楽やDJトリック、クラブ会場が次々にアンロックされていきます。ループの数は600種類以上。クラブ会場は7会場。そのほかサウンドエフェクトやコンボ、タイムリズミック、オーディオフィルターなどDJ、音ゲー要素盛り盛り。
ゲームで使用される音楽も本格的なクラブミュージックが収録。日本、スウェーデン、オランダからのミュージシャンが多数参加しています。
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