Blizzard Entertainment のハック&スラッシュアクションRPG『Diablo III』(ディアブロIII)が任天堂の家庭用ゲーム機 Nintendo Switch に登場。『ディアブロII』本編と続編となる拡張パック『リーパー オブ ソウルズ』、さらに『ライズ オブ ザ ネクロマンサー』を収録した『ディアブロ III エターナルコレクション』として2018年12月27日に発売されました。7つのクラスと5つのアクト、長く遊び続けられるアドベンチャーモードを網羅する、オールインワンパッケージです。
移植を担当したのは IronGalaxy Studios。『The Elder Scrolls V: Skyrim』のスイッチ移植を担当したデベロッパーです。
Blizzard タイトルが任天堂プラットフォームに登場するのは、海外ゲームボーイアドバンスでいくつかのクラシックアーケードシリーズを発売して以来約15年ぶり。
スイッチ版では、アドベンチャーモードは最初のキャンペーンモードをクリアせずともプレイ可能になりました。
このページでは Nintendo Switch 版の特徴やパフォーマンス、他機種版との違いについて紹介しています。
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紹介映像
Nintendo Switch 版の特徴
操作面では、Joy-Con操作(片方のJoy-Conでもプレイ可)に加えて、Nintendo Switch Proコントローラー操作にも対応。
マルチプレイは最大4人同時プレイに対応しており、オフラインで Nintendo Switch 1台を共有してや4台のスイッチを持ち寄って、あるいはTV画面と携帯モードを組み合わせて遊ぶことも可能。オンラインで遠くの友達と遊ぶこともできます(Nintendo Switch Onlineへの加入が必要)。
また3つのプレイモードすべてに対応しており、テレビの前だけでなく携帯モードでいつでもどこでも『ディアブロ3』をプレイ可能です。
ディアブロ × ゼルダの伝説
Nintendo Switch 版の独自要素として、任天堂『ゼルダの伝説』とのコラボレーションが実現。ゼルダシリーズでおなじみの鶏「コッコ」がペットとして登場するほか、ポートレートフレームにはトライフォースが追加。さらに、ガノンドロフになれる防具やウィッグも入手することができます。このガノン装備は『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』のデザインがベース。
画質・フレームレート
Blizzardの発表によると、TVモード時「960p」、携帯モード時「720p」で表示されフレームレートは60fpsとのことでした。解析でもそれに十分に近く安定したパフォーマンスを実現していることが分かっています。
解像度は動的解像度が採用。基本的にテーブルモードおよび携帯モードでは「1280×720」、TVモードでは「1600×900」で動作。ただいずれのプレイスタイルでも負荷がかかるエリアではやや低下するようです。ただ動的解像度が採用されていることにより、最大60fpsというターゲットに可能な限り近づいた滑らかなフレームレートを見ることができます。