バンダイナムコエンターテインメントから2018年6月7日、『LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア- Deluxe Edition』が発売されました(海外版は2018年5月18日)。
『リトルナイトメア』は、「胃袋(モウ)」の名を持つ謎めいた巨大船舶に囚われた幼い少女「シックス」を操作し、パズルを解きながら、危険が潜む船からの脱出を試みるアクション×パズル×アドベンチャー。公式ジャンルは“サスペンスアドベンチャー”とされています。
開発したのはスウェーデンのデベロッパー Tarsier Studios。『LittleBigPlanet』シリーズのDLCや『Vita』、『Tearaway Unfolded』の開発等で知られています。
奇妙で少し不気味でそのなかに可愛らしさも感じられる(ティム・バートン映画のような)、怖いけど先を見たくて進めたくなる絶妙な緊張感の死に覚えゲーです。
Nintendo Switch版は『デラックスエディション』として発売。スイッチ版と同時にPS4版も『デラックスエディション』が登場しました(PS4版はパッケージ版のみ)。
このページでは『デラックスエディション』は通常版からどこが変わったのか、またスイッチ版とPS4版の違いについて紹介しています。
“デラックスエディション”の特徴
『LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア- Deluxe Edition』は、ゲーム本編に加えて PlayStation Store で配信中のダウンロードコンテンツを収録した完全版のようなバージョンです。
追加ストーリー「Secrets of The Maw」が第1弾〜第3弾まで収録されているほか、ゲーム内アイテムも2種「かかしのマスク」「逆さまのティーポットマスク」収録。Nintendo Switch版ではさらに、『amibo パックマン』に対応しており、タイトル画面でタッチすると「パックマンのマスク」を手に入れることができます。
スイッチ版とPS4版の違い
スイッチ版もPS4版もゲーム部分の収録コンテンツに大きな差異はありませんが、一部の仕様が異なっています。
Switch | PS4 | |
---|---|---|
解像度 | TVモード : 720p 携帯モード : 720p(アップスケール) | 1080p |
フレームレート | 30fps | 30fps |
セーブデータ | シックス編・キッド編で別々のセーブデータを作成可能 | シックス編・キッド編共通で1つ |
マスク | シックス・キッドとも装備可能 | シックスのみ |
amiibo | パックマンに対応 |
ゲーム仕様の違い
「Secrets of The Maw」を遊ぶ際、PS4版は「The Depths-深淵-」「The Hideaway-ひみつの部屋-」「The Residence-静寂のアトリエ-」いずれかからプレイ可能なのに対して、スイッチ版は「The Depths-深淵-」からに限られます。
またセーブデータはPS4版がシックス編とキッド編共通で1つ、スイッチ版はシックス編とキッド編それぞれでセーブデータを作成することができます。マスクの装備はPS4版がシックスのみ。スイッチ版はシックスに加えキッドも装備可能です。
スイッチ版特典と言えそうなのは『amiibo パックマン』への対応。タッチすると「パックマンのマスク」を入手できます。
解像度・フレームレートの違い
パフォーマンス面ではより高性能なPS4の方が快適に遊ぶことができます。解像度はPS4版が1080p、スイッチ版は720pとなっています。携帯モードではアップスケールによる720p表示に対応。PS4 Proでは解像度がより向上し、最大60fpsでプレイ可能です。
またロード時間も差があることが指摘されています。リトライ時、PS4版は数秒なのに対し、スイッチ版は数十秒(20〜30秒ほど)待たされることになります。