ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の小寺剛社長が、最近人気の復刻ハードのプレイステーション版についてコメントしています。ミニPSは登場するのでしょうか。

復刻版 PS は登場する?「いろいろなやり方はあると思う」

毎日新聞のインタビューの中で、PSの復刻版について聞かれた小寺社長。「現時点でお話しできることはない」とした上で、「弊社は、常に過去の資産の掘り起こしをしているし、いろいろなやり方はあると思う。どういうやり方があるのか、(社内で)話はいろいろ起きている」と含みを持たせる発言を残しています。

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の小寺剛(こでら・つよし)社長は23日、1994年に発売されて世界的なヒットを飛ばした同社のゲーム機「プレイステーション(PS)」の復刻版について「現時点でお話しできることはない」とした上で、「弊社は、常に過去の資産の掘り起こしをしているし、いろいろなやり方はあると思う。どういうやり方があるのか、(社内で)話はいろいろ起きている」と含みを持たせた。

via: SIE小寺剛社長:復刻版PSに含み 「お話しできることはない」と言いつつ… – 毎日新聞

このところゲーム産業では「リバイバル」が1つのトレンド。2016年11月に発売された任天堂の『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』は世界各地で完売の人気となったほか、2017年10月に発売の第2弾『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』は2018年3月末までに世界528万台のヒットを記録しました。ソフトでも『クラッシュ・バンディクー』が発売元の Activision の業績に寄与する規模で世界的ヒットしています。

こうした復刻ブームを、かつて人気ゲーム機を発売していた他メーカーが黙ってみているはずもなく、2018年に入りセガからは『メガドライブミニ(仮)』が、SNKからは『NEOGEO mini(ネオジオ ミニ)』が相次いで発表され、ますます盛り上がりを見せています。

1994年にプレイステーションで家庭用ゲーム業界に参入したソニー。発売開始から25年近くが経ち、あの時代のゲームもクラシックゲームと呼ばれるようになっています。PS時代のタイトルの現行機向け復刻版がヒットを記録していたり、他社のレトロハード復刻版が人気となっている現状、SIE 内部でもPSを復刻させようという声があがっていても不思議ではないでしょう。発売されるとしたら、25周年の節目を迎える2019年でしょうか。

今後3年は「将来への投資が重なる期間」

PS4とネットワークサービスが好調に推移し、ゲーム&ネットワークサービス (G&NS) 部門の売上高は1兆円を突破。営業利益は1800億円規模となっていますが、ソニーが発表した2018~2020年度中期経営方針によると、2020年度(2021年3月期)の営業利益目標は1300〜1700億円と若干減少する見通しです。

小寺社長は「(PS4の)コンソールライフ(ゲーム機の寿命)が終盤に向かうため、(2020年までの)今後は減益要因だと思っています」とコメント。海外に目を向けるとまだまだ販売好調なPS4ですが、2013年発売から今年で5年。収穫期が続いているものの、ここからさらに数年を見たときには緩やかに落ち込んでいくと考えられているようです。

そうなると気になるのは次世代機 PlayStation 5 ですが、2020年ごろに発売されるのではとの予想が多い中「具体的な話ができませんが、この3年は (PS4の) ライフサイクルの終盤に入るので、将来への投資が重なる期間」であるとコメント。「投資というと、次世代 (ゲーム機) にフォーカスが当たるが、私としては、ネットワーク、コンテンツへの投資も含めて、いろいろあると思っている」と続けています。

PSのネットワークサービス「プレイステーション ネットワーク (PSN)」の月間アクティブユーザー数は8,000万を突破。今後はさらに利用者を増やし、1億人の大台を目指します。PS Plus 会員も3,400万人を突破し、順調に拡大しています。

PS Vita は2020年度で収束

先日、欧米においてゲームカード(パッケージ版ソフト)の生産終了が明らかになった PlayStation Vita については、最終的にこれからの「2年間(2020年)で収束していく方向になる」とのコメント。すでに欧米への出荷が完了している PS Vita ですが、現在販売が継続している日本やアジアでも、残り時間は短くなっているようです。

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