バンダイナムコ、ニンテンドースイッチ向けに開発中の複数オリジナルタイトルは今夏より順次発売


 

任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」向けに、他機種からの移植作だけでなくオリジナルタイトルの開発も行っていることを明らかにしているバンダイナムコ。それらオリジナルタイトルは、この夏より順次発売されるようです。決算説明会にて、バンダイナムコHDの田口社長から明らかにされました。

バンダイナムコはニンテンドースイッチに対して、当初は他機種からの移植タイトルを中心に発売。特に好調だったのは『ドラゴンボールゼノバース2』ですが、その他の発売タイトルもよく売れていると公式に話が出ています。『海賊無双3』開発元のコーエーテクモによると、スイッチ用ソフトは初回本数が少なくても、リピートが続き長く売れていくの傾向にあるのだとか。

バンダイナムコはニンテンドースイッチ本体の普及が好調なことをうけ、移植だけでなくオリジナルタイトルを投入していくことを決定。2018年4月以降に発売を予定していると、昨年11月にスケジュールを語っていました。その時に明らかになったのは、オリジナルタイトルの開発ラインを複数追加したこと、春から夏にかけてワールドワイドに3本のビッグタイトルを展開予定であること、スイッチ向けに積極展開していくことなど。

スイッチに対するバンダイナムコの姿勢が変化しているのは、対応ソフトの増加からも見て取れます。スイッチ向け1本目は2017年7月に発売されたダウンロードソフト『ナムコミュージアム』で、その後『ワンピース アンリミテッドワールドR』『ドラゴンボール ゼノバース2』『ワンピース 海賊無双3』計4タイトルが2017年内に発売されました。

2018年は2月の『パックマン チャンピオンシップ エディション2 プラス』と『ご当地鉄道』を皮切りに、『SDガンダム Gジェネレーション ジェネシス』『NARUTO 疾風伝 ナルティメットストーム トリロジー』の4タイトルをすでに発売。今後『リトルナイトメア』や『ファミスタ エボリューション』『僕のヒーローアカデミア One’s Justice』も予定されています。『テイルズ オブ』シリーズや『太鼓の達人』も開発中。

家庭用ゲームのワールドワイドタイトルの新作では、今後、フランチャイズタイトルの「ソウルキャリバー6」「エースコンバット7」に加え、「GOD EATER」の開発陣が手掛ける「CODE VEIN」などを投入予定です。全世界で普及が進むニンテンドースイッチ向けにもオリジナルの複数タイトルを開発中で、今夏より順次発売予定です。

via: バンダイナムコグループ 2018 年3月期決算説明会(2018 年5月9日)説明概要 (.pdf)

これらに加えて、複数のオリジナルタイトルが、いよいよ今夏より順次発売予定。

具体的なソフトの情報はまだ明らかになっていませんが、バンダイナムコはスマホゲームや家庭用ゲーム分野において、ワールドワイド展開の強化に取り組んでいることから、開発中のタイトルが新規にせよ既存キャラクターを活用するオリジナル新作であるにせよ、世界展開を意識したタイトルになっていそうです。海外市場もにらんだタイトルであれば、6月の E3 で何かしらの情報がありそうです。

Nintendo Switch 本体 (ニンテンドースイッチ) 【Joy-Con (L) ネオンブルー/(R) ネオンレッド】
Nintendo Switch 本体 (ニンテンドースイッチ)
メーカー: 任天堂
発売日: 2017-03-03

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