2017年9月末までに、任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」対応ソフトとして『ナムコミュージアム』『ONE PIECE アンリミテッドワールドR』『ドラゴンボールゼノバース2』の3タイトルを、バンダイナムコエンターテインメントから発売しているバンダイナムコホールディングス。
今後も『ワンピース 海賊無双3』が予定されているなど、現在は既存タイトルの移植が中心となっていますが、来年度からはその流れも変わってきそうです。
移植タイトルでスイッチに手応えを掴んだバンダイナムコは、開発体制を強化し、オリジナルのタイトルに着手。複数の新規タイトルを来年度(2018年4月以降)に発売する予定だと田口社長が明かしています。
より具体的に報じた WSJ によれば、スイッチはバンダイナムコの想定を上回るペースで普及が進んでおり、これまでに投入した3タイトルはいずれも好調な売れ行き。来季以降に向けて開発体制を強化し、採用 IP を “出し惜しみせず” 積極的に展開していくとのこと。18年春から夏にかけて、3本のビッグタイトルをワールドワイドに発売予定だそう。
バンナム田口社長:
-Switch向けに投入した3タイトル、いずれも動きが良い
-Switch向けオリジナルタイトル、開発ラインを複数追加投入した
-発表は来期頭、発売は来期を予定
-「恥ずかしながらSwitchがこんなに早く市場に受け入れられるとは予想していなかった」
(続) pic.twitter.com/zTVoD7Mx1S— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月7日
バンナム田口社長(2):
-Switchソフト、「ここらへんは出すだろうというIPがあるかと思うが、それらに関しては期待してもらって良い。」
-Switch向けソフト、どのIPを使うかは「出し惜しみしない」
-Switch、可能性を強く感じており積極的にやっていく
(続) pic.twitter.com/j8TswGCEMZ— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月7日
バンナムエンタ大下社長:
-来春から夏にかけSwitch専用に「3本ビックタイトルをワールドワイドに展開」
-PS、Xbox、Steam向けにも引続き。十分な開発リソースはある(ドラゴンボールについては一旦再確認する為それまで取り下げます。)
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2017年11月7日
スイッチは普及に苦戦した Wii U を受けての新ハードだったこともあり、バンナムに限らずサードパーティから発売されるタイトルは移植中心の慎重なスタート。ですがローンチから続いている、任天堂の想定をも上回る(年間の出荷計画が1000万台から1400万台へ40%増)好調な勢いを受けて、2年目は1年目とは異なるラインナップを見られそうです。