世界各国で好調な1年目を過ごした任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」。国によっては、これまでの最速販売記録を持っていた Wii を上回る普及ペースとなっているところも出てきています。新たにポルトガルの販売状況が報じられ、3月の発売開始から最初の10か月で、Wii U の累計販売台数を抜いたことが明らかになりました。
ニンテンドースイッチ、ポルトガルでも好調な1年。すでに Wii U を上回る
ニンテンドースイッチが、ポルトガルでも成功を収めています。2017年3月に発売を開始してからわずか10か月で、Wii U が2012年からコツコツ積み上げた販売台数を上回り、2万台を販売しました。このスイッチの勢いは任天堂全体にも影響を及ぼし、売り上げは2016年と比較して21%増加したということです。
欧州ではイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペインでゲーム市場の大半を占めているといわれ、ポルトガルは小さな市場。ただニンテンドースイッチがポルトガル国内において1年経たずに前世代機の累計を上回り、不振を払拭するハイペースで売れる人気製品であることは確かなようです。ちなみに、スイッチは欧州における売上記録として、ドイツでは任天堂コンソール史上最速記録を更新。フランス、スペイン、そしてイタリアの3か国では、家庭用ゲーム機として最速普及記録を更新しています。